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高校野球の県内ライバル校伝説【神奈川・福井・奈良・沖縄】

2020 5/6 11:00SPAIA編集部
イメージ画像ⒸJoseph Sohm/Shutterstock.com
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横浜vs東海大相模【神奈川県】

高校野球で甲子園に出場するためには、地方大会でどうしても勝たなければいけない相手がいる。同一都道府県内でしのぎを削ってきた宿命のライバルを紹介していく。

全国一の激戦区・神奈川には強豪校が多いが、中でもその頂点を激しく争うのが、横浜と東海大相模だろう。横浜は松坂大輔(現西武)、東海大相模は原辰徳(現巨人監督)や菅野智之(現巨人)らプロ野球界でも活躍する多くのスター選手を輩出している。

横浜はセンバツ優勝3回。初の頂点は1973年、決勝で広島商に競り勝ち、紫紺の大旗を手にした。2度目が松坂大輔のいた1998年、3度目が2006年、決勝で清峰を21-0で下した。

夏は1980年、愛甲猛を擁して決勝に勝ち上がり、荒木大輔の早稲田実を破って全国制覇。2度目が春夏連覇した1998年だ。甲子園通算51勝を挙げた渡辺元智監督は2015年に退任しており、2020年4月から村田浩明新監督が就任している。

東海大相模は春夏とも優勝2回。1970年夏に原貢監督に率いられ初優勝。さらに2000年センバツ、2011年センバツ、2015年夏に全国制覇している。

2010年から昨年までの10年間で、2012年の桐光学園と、記念大会のため2校出場だった2018年の北神奈川・慶応義塾以外は、両校が神奈川県代表を分け合っている。ライバルのハイレベルな争いは当面続きそうだ。

神奈川県のライバル校比較

敦賀気比vs福井商【福井県】

福井県は敦賀市にある敦賀気比、福井市にある福井商と、県の東西にライバル校が分かれている。明治維新以後は敦賀県と福井県が存在した時期もあり、両市は文化も気候も違う間柄。毎年激しく甲子園を争っているが、最近は敦賀気比が優勢だ。

敦賀気比は2015年センバツで平沼翔太(現日本ハム)らの活躍で福井県勢として初優勝。それ以外にも1995年夏、2013年春、2014年夏にベスト4進出するなど好成績を残している。

甲子園出場回数では福井商の方が多い。センバツは17回出場し、1978年に準優勝。夏は22回出場し、1996年にベスト4進出している。ただ、2013年夏を最後に甲子園から遠ざかっているのが寂しい限りだ。

福井県のライバル校比較

天理vs智弁学園【奈良県】

奈良は1970年代から半世紀に渡って、天理と智弁学園の2強時代が続いている。1972年から昨年までの47年間で、天理が25回、智弁が18回、夏の甲子園に出場。2強以外では、1974年、2000年の郡山、2013年の桜井、2018年の奈良大付だけだ。

天理は中村良二(現天理監督)のいた1986年夏の甲子園で初優勝。長身右腕・南竜次(元日本ハム)を擁して1990年夏に2度目の優勝を飾った。甲子園通算75勝は歴代6位タイとなっている。

智弁学園は2016年センバツで初優勝。当時のエース・村上頌樹は現東洋大4年生で、今秋のドラフト候補に挙がっている。

奈良県のライバル校比較

興南vs沖縄尚学【沖縄県】

沖縄は初めて県の代表を甲子園に送り出したのが、まだ米国統治下にあった1958年の首里。100年以上にわたる高校野球において、沖縄の歴史は浅いが、甲子園では強烈な印象を残すチームが多い。

沖縄の誇る名将・栽弘義監督が豊見城を率いてセンバツ初出場したのが1975年。いきなりベスト8に進出して旋風を巻き起こした。その後、沖縄水産に転任すると、1990年、1991年に2年連続決勝進出。天理、大阪桐蔭に敗れたが、沖縄県勢の実力を全国に知らしめた。

沖縄水産が果たせなかった悲願を成就させたのが沖縄尚学だ。1999年センバツ、エース・比嘉公也を中心とした沖縄尚学は、準決勝で延長12回の激闘の末にPL学園(大阪)を破ると、決勝では水戸商(茨城)に7-2で快勝。沖縄勢として初めて紫紺の大旗を手にした。

さらに2008年には指揮官に就任した比嘉公也監督の下、エース・東浜巨(現ソフトバンク)の力投で2度目の優勝を果たした。

沖縄尚学より多く甲子園に出場しているのが興南。1980年夏から4年連続出場し、その後甲子園から遠ざかった時期もあったが、2010年、エース・島袋洋奨(元ソフトバンク)を擁して春夏連覇を果たした。

沖縄県のライバル校比較

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