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高校野球の県内ライバル校伝説【東東京・静岡・岐阜・広島】

2020 5/8 06:00SPAIA編集部
イメージ画像ⒸJoseph Sohm/Shutterstock.com
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関東一vs二松学舎大付【東東京】

高校野球で甲子園に出場するためには、地方大会でどうしても勝たなければいけない相手がいる。同一都道府県内でしのぎを削ってきた宿命のライバルを紹介していく。

帝京、日大豊山、小山台、東亜学園など群雄割拠の東東京だが、近年は関東一と二松学舎大付が夏の甲子園出場を分け合っている。2013年に修徳が出場したのを最後に、2014、2017、2018年は二松学舎大付、2015、2016、2019年は関東一が東東京大会を制覇した。

関東一は1985年夏に甲子園初出場し、いきなりベスト8進出。1987年センバツでは決勝進出し、立浪和義、片岡篤史らのいたPL学園(大阪)に敗れたものの準優勝に輝いた。2015年夏はオコエ瑠偉(現楽天)らの活躍でベスト4。準決勝で優勝した東海大相模に敗れた。

二松学舎大付は1982年センバツで準優勝。この年も関東一同様、決勝の相手はPL学園だった。夏は2017年が三本松(香川)に、2018年が浦和学院(埼玉)に、いずれも3回戦で敗れている。鈴木誠也(現広島)が3年生だった2012年夏は東東京大会準決勝で成立学園に敗れた。

東東京のライバル校比較

静岡vs静岡商【静岡県】

静岡では常葉菊川、常葉橘の私立校が勢力拡大しているが、県内屈指の名門は静岡だ。甲子園初出場は静岡中時代の1924年夏。1926年夏には決勝で大連商(満州)を破って優勝するなど、春17回、夏25回の出場を果たしている。

公立校ながら多くのプロ野球選手も輩出しており、近鉄のリリーフエースとして通算139セーブをマークした赤堀元之や、近鉄、オリックス、巨人で通算18勝を挙げた左腕・高木康成、日本ハムからFAでオリックスに移籍し、クローザーとして活躍している増井浩俊らは静岡出身だ。

古くから静岡のライバルとされるのが静岡商。1952年センバツで優勝、夏も1954年、1968年に準優勝の実績がある古豪だ。2006年夏を最後に甲子園から遠ざかっているが、巨人や大洋などで通算116勝をマークした新浦壽夫(中退してプロ入り)、広島で通算103勝を挙げた池谷公二郎、近鉄で盗塁王に輝いた大石大二郎らプロ選手も輩出している。

両校は毎年定期戦を開催しており、草薙球場には多くの観衆が詰めかける。

静岡県のライバル校比較

県岐阜商vs中京学院大中京【岐阜県】

岐阜の高校野球を長年引っ張ってきたのが県岐阜商。センバツは1933年、1935年、1940年と3度の優勝、夏も1936年に制しており、計4度の全国制覇を果たしている。センバツ通算48勝はPL学園と並んで歴代3位タイ、春夏通算87勝は歴代4位の名門だ。

2015年春以来、甲子園に出場していないが、2018年に同校OBの鍛治舎巧監督が就任。伝統のユニフォームを一新し、秀岳館(熊本)を3季連続甲子園ベスト4に導いた手腕に大きな期待がかかっている。

県岐阜商に追随するのが中京学院大中京だ。中京商から中京、そして中京学院大中京と校名を変えてきたが、現校名で初の甲子園となった2019年夏は過去最高のベスト4に進出。準決勝で星稜に敗れたが、強い印象を残した。ソフトバンク・松田宣浩や巨人の吉川尚輝らは同校OB。

岐阜県のライバル校比較

広島商vs広陵【広島県】

広島の高校球界を二分すると言っても過言ではないのが、広島商と広陵。どちらも全国で名の通った名門だ。

広島商は1924年夏を皮切りに春夏合計優勝7度。甲子園出場44回で通算62勝を挙げている。2004年夏以来、甲子園から遠ざかっていたが、2019年夏に15年ぶりに出場。「HIROSHO」のユニフォームが聖地に戻り、オールドファンを喜ばせた。

広陵は春夏通算47回の甲子園で広島商を上回る歴代8位の通算72勝。センバツでは1926年、1991年、2003年と3度の優勝を果たしているが、夏は準優勝が4度と頂点に届きそうで届かない。

2007年夏は決勝でエース・野村祐輔(現広島)が逆転満塁本塁打を浴びて準優勝。2017年夏も中村奨成が大会史上最多の6本塁打を放ったが、決勝で花咲徳栄に敗れた。

広島県のライバル校比較

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