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パ・リーグ最多犠打は西武・源田壮亮【非タイトル部門ランキング】

2020 12/21 06:00SPAIA編集部
西武・源田壮亮ⒸSPAIA
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ⒸSPAIA

西武・源田壮亮が22犠打でリーグトップ

プロ野球でタイトルや表彰の対象ではないものの、リーグ1位になった選手にスポットを当ててみたい。

今回はパ・リーグの「最多犠打」。最近は「2番最強打者説」が唱えられるなどバントは減少傾向にあるが、それでもここ一番で確実にランナーを進める犠打は重要な戦略のひとつだ。かつては「バント職人」と呼ばれるような選手もいたが、現在は打てて走れてバントもできる選手が主流になっている。

2020年に規定打席に達したパ・リーグ打者のベスト5は下表の通りとなっている。

パ・リーグ最多犠打ランキング


1位は22犠打を決めた西武の源田壮亮。今季は主に「2番・ショート」として120試合にフル出場し、打率.270の成績を残した。

リーグ7位の18盗塁、堅実な守備でも貢献

後ろに森友哉や山川穂高、中村剛也、栗山巧ら強打者が控える西武の「山賊打線」において、源田の果たす役割は大きい。送りバントだけでなく、状況に応じてセーフティバントや進塁打などでチャンスを拡大し、得点につなげる。

リーグ7位の18盗塁をマークした俊足も含め、目立たなくてもチームへの貢献度は高いのだ。

課題を挙げるなら打撃力だろう。SPAIAのゾーン別データでは、ストライクゾーンを9分割した中で、打率.429をマークしているど真ん中に次いで高打率なのが真ん中低めの.368。さらに外角高めの.300と続き、その他のコースは打率3割以下。特に外角低めは打率.157と低いだけに、打率アップには苦手克服が必要だ。

また、四球の少なさも気にかかる。今季は518打席で38四球。選球眼を示すIsoDは規定打席到達選手でワースト2位の.056と低い。

バントのうまさや堅実な守備への評価は高いだけに、打撃力を向上できれば、まさに最強の2番打者となるポテンシャルを秘めている。

実はバントもうまいソフトバンク・栗原陵矢

2位は15犠打のロッテ・中村奨吾。2019年はキャリアハイの17本塁打を放ってパンチ力を実証したが、今季は打率.249、8本塁打にとどまった。逆に15犠打はプロ入り最多で、チームのクライマックスシリーズ進出に貢献した。

3位はロッテからFA移籍した楽天・鈴木大地。今季は主に2番打者として120試合にフル出場し、12犠打を決めた。打率.295はキャリアハイで、移籍1年目としては上々の成績だった。

4位は11犠打の楽天・小深田大翔とソフトバンク・栗原陵矢が並んだ。小深田はルーキーながら112試合に出場して打率.288、チームトップの17盗塁をマークした。

日本シリーズMVPに輝くなど強打のイメージが強い栗原だが、実はバントもうまい。118試合に出場して17本塁打、73打点と大ブレークした今季。11試合でスタメン2番として起用されるなど小技をこなす起用さもある。

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