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パ・リーグ最少三振はオリックス吉田正尚【非タイトル部門ランキング】

2020 12/19 06:00SPAIA編集部
オリックス・吉田正尚ⒸSPAIA
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ⒸSPAIA

わずか29三振の吉田正尚が断トツトップ

プロ野球でタイトルや表彰の対象ではないものの、リーグ1位になった選手にスポットを当ててみたい。

今回はパ・リーグの「最少三振」。三振が少ないということは、バットに当てる技術やボール球に手を出さない選球眼など打者として高いセンスの持ち主であることの証明でもある。

2020年に規定打席に達したパ・リーグ打者のベスト5は下表の通りとなっている。

パ・リーグ最少三振ランキング


1位は打率.350で首位打者に輝いたオリックスの吉田正尚。120試合にフル出場し、492打席でわずか29三振しかしなかった。

卓越したバットコントロールでPA/Kは驚異の16.97

ソフトバンク・柳田悠岐に負けないフルスイングが代名詞だった吉田は、2018年に26本塁打、2019年に29本塁打をマーク。身長173センチと体は大きくない割にパワフルな打撃でオリックスの主軸を務めた。

しかし、今季はホームラン14本に減った分、確実性が格段にアップ。三振を喫するまでにかかる打席数を示すPA/Kは12球団トップの16.97だ。セ・リーグトップのDeNA・宮崎敏郎も同数の29三振だが、PA/Kは15.86で吉田の方が高い。

吉田は2018年のPA/Kが8.08、2019年が9.53と元々三振の少ない打者ではあったが、今季パ・リーグ2位の楽天・鈴木大地(9.41)と比較しても、吉田の卓越したバットコントロールが証明されている。

SPAIAのゾーン別データでは、穴のなさがよく分かる。ストライクゾーンを9分割した打率は、一番低い外角のベルトラインでも.281。多くの打者が苦手にする外角低めでさえ、打率.292をマークしているのだ。

打球方向もライトが22%、レフトが17%と大きな差はなく、広角に打ち分けている。元々パワーのあったスラッガーがコースに逆らわない打撃を覚えたことで、今季の好成績につながったのだろう。

2位・中村晃に次いで鈴木大地と小深田大翔の楽天勢

2位はソフトバンクの中村晃で47三振。今季は打率.271、6本塁打、50打点の成績を残し、日本シリーズでも第3戦で巨人・サンチェスから本塁打を放つなど活躍した。

3位は楽天の鈴木大地。ロッテから移籍1年目の今季は120試合にフル出場し、546打席で58三振、PA/Kはリーグ2位の9.41をマークした。打率.295はキャリアハイで、来季は初の3割が目標になるだろう。

4位は同じく楽天のドラフト1位ルーキー・小深田大翔で59三振。リーグ6位の打率.288、17盗塁をマークし、「俊足巧打」の呼び声に違わぬ活躍だった。

5位は西武の森友哉。67三振でPA/Kは6.04と悪くないが、打率.329で首位打者に輝いた2019年に比べると、打率.251に終わった今季は本人も納得していないだろう。来季の打棒復活が期待される。

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