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2022年中日の年俸ランキング、大野雄大がトップも少ない高年俸選手

2022 2/27 06:00SPAIA編集部
中日の柳裕也と大野雄大,ⒸSPAIA
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ⒸSPAIA

大島洋平は2億5000万円、祖父江大輔と柳裕也は1億円で3位タイ

落合博満監督のラストイヤーだった2011年に優勝して以来、最近10年間でBクラス8回と低迷している中日。立浪和義監督が就任した2022年は巻き返しを期している。

長く低迷しているため、高年俸を稼ぐ選手も少ない。外国人を除いた今季の年俸ランキングは以下の通りとなっている(金額は推定)。

2022年中日の年俸ランキング


トップは3億円で現状維持の大野雄大。沢村賞を受賞した2020年オフにFA権を行使せずに3年契約を結んだが、昨季は7勝11敗と黒星が先行した。ただ、防御率はリーグ3位の2.95をマークしており、味方打線の援護に恵まれなかった不運もある。今季は2年ぶりの2桁勝利でチームを浮上させたい。

2位は大島洋平で2億5000万円。昨季は打率.292、160安打、16盗塁と好成績を残したものの、2020年から3年契約を結んでいるため現状維持で更改した。最多安打に2度輝いたヒットメーカーは、37歳となった今年もまだまだ元気だ。

3位は1億円で祖父江大輔と柳裕也が並んだ。祖父江は昨季55試合に登板して1勝2敗5セーブ19ホールドとフル回転。3000万円アップで複数年契約を結んだ。中継ぎ陣は中日の命綱だけに今季もタフネス右腕にかかる期待は大きい。

柳は昨季11勝6敗、防御率2.20、168奪三振の好成績。最優秀防御率、最多奪三振のタイトルを獲得し、5900万円アップで大台に乗せた。今季も抜群のコントロールで昨季以上の成績を目指す。

今季FA権取得見込みの高橋周平は5位

1億円プレーヤーは上記の4人。5位は7500万円の高橋周平だ。昨季は打率.259、5本塁打に終わり、500万円ダウンとなった。プロ11年目の今季は順調にいけば国内FA権を取得見込み。チームのためにも、自分のためにも、3割20本塁打を目指したい。

6位は6400万円の京田陽太。昨季は打率.257、3本塁打、6盗塁で300万円ダウンとなった。2017年の新人王もプロ6年目。好守でレベルアップしてチームに貢献したい。

7位は6000万円の福敬登。昨季は57試合登板で2勝2敗20ホールド、防御率3.18の成績を残し、1400万円アップとなった。今季もフル回転が期待される。

平田良介は1億5000万円ダウン

8位は4800万円の木下拓哉。昨季は自己最多の123試合に出場して打率.270、11本塁打、43打点をマークし、2400万円から倍増となった。今季も正捕手として投手陣を引っ張りたい。

9位は谷元圭介で700万円ダウンの4700万円。昨季は32試合に登板して1勝1敗14ホールドをマークしたが、体調不良で7月に戦線離脱した。プロ14年目の37歳は、通算500試合登板にもあと17に迫っている。

10位は4500万円の福田永将。昨季は110試合に出場して打率.244、8本塁打、28打点で、1000万円ダウンとなった。プロ16年目の今季はさらに存在感を示したい。

ちなみに昨年まで1億8000万円だった平田良介は昨季21試合出場にとどまり、なんと1億5000万円ダウンの3000万円。35歳のベテラン捕手・大野奨太は7200万円ダウンの2800万円と、チーム状況に比例して厳冬更改となった。

「強竜」と呼ばれた頃の強さを取り戻し、再び上昇気流に乗れるか。立浪監督のタクトに注目だ。

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