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2022年ロッテの年俸ランキング、FA権取得見込みの中村奨吾は5位

2022 2/22 06:00SPAIA編集部
ロッテの益田直也・美馬学・中村奨吾,ⒸSPAIA
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益田直也が2億円でトップ、2位は石川歩

昨年シーズン終盤まで優勝を争いながら頂点に立てなかったロッテ。井口資仁監督就任5年目の今季は「頂点を、つかむ。」とド直球なチームスローガンを掲げ、文字通りチーム一丸となって優勝を狙う。

そんなロッテの外国人選手を除いた今季年俸ランキングが下の表だ(金額は推定)。

2022年ロッテの年俸ランキング


トップは2億円の益田直也。2020年から3年契約を結んでおり、現状維持で契約更改した。昨季は67試合に登板して3勝6敗38セーブ、防御率2.24で最多セーブのタイトルを獲得。3年契約最終年の今季もフル回転して大幅アップを勝ち取りたい。

2位は1億5000万円の石川歩。昨季は右肘手術の影響で6勝どまりだったものの、取得した国内FA権は行使せずに残留を決め、4000万円アップとなった。今季は1年間ローテーションを守って2016年以来の2桁勝利を狙う。

美馬学と福田秀平が3位、荻野貴司は1億円

3位は1億2000万円の2人が並んだ。美馬学はロッテからFA移籍した2020年から3年契約を結んでおり、昨季は6勝7敗、防御率4.92と不本意な成績ながら現状維持だった。3年契約最終年の今季は2年ぶりの2桁勝利が期待される。

ソフトバンクからFA移籍して2020年から4年契約を結んでいる福田秀平は、移籍1年目に右肩甲骨を亀裂骨折した影響が長引き、2年目の昨季はわずか4試合に出場したのみ。現状維持での契約更改に誰よりも悔しさを感じているだろう。まずは少しでも出場機会を増やしてチームに貢献したい。

5位は1億1000万円の中村奨吾。昨季は4年連続となるフル出場を果たし、打率.283、9本塁打、67打点をマークして4300万円アップとなった。順調なら今季中に国内FA権を取得見込みだけに、意気込みは相当だろう。

6位は1億円の荻野貴司。36歳のベテランは昨季、プロ12年目にして初の全試合出場を果たし、最多安打、盗塁王に輝いた。2000万円アップで大台に到達し、今季も走攻守で活躍が期待される。

唐川侑己は1億円目前、国吉佑樹もアップ

今季の日本人1億円プレーヤーは以上の6人。7位の唐川侑己は昨季38試合登板で4勝2敗22ホールドを挙げ、1500万円アップの9500万円となった。2007年ドラフト1位右腕も今季でプロ15年目。優勝に貢献して来季は1億円の大台に乗せたい。

8位は7400万円の国吉佑樹。昨年6月にDeNAから移籍後、25試合に登板して2勝2セーブ17ホールドをマークした。今季もフル回転して新天地でさらに輝きたい。

9位は6500万円で2人が並んだ。田村龍弘は昨季、ケガもあって70試合出場にとどまり、500万円ダウンとなった。今季はプロ10年目。佐藤都志也に加え、ドラフト1位で市和歌山高の松川虎生が入団するなど正捕手争いは激化するだけに存在感を示したい。

ベテラン角中勝也も1000万円ダウンの6500万円。昨季は107試合に出場したが、打率.244にとどまり、かつて2度の首位打者に輝いた実力を発揮できずじまいだった。プロ16年目の今季も健在ぶりを示せるか。

ちなみに昨季3勝を挙げた佐々木朗希は1400万円アップの3000万円。今春キャンプの練習試合では早くも163キロを出しており、今季どこまで活躍して年俸がどこまで上がるのか楽しみだ。

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