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2022年阪神の年俸ランキング、1億円プレーヤーは7人

2022 2/20 11:00SPAIA編集部
阪神の梅野隆太郎と岩崎優,ⒸSPAIA
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西勇輝が2億円でトップ、梅野隆太郎、岩崎優、近本光司が続く

昨年惜しくも2位に終わり、今年こそ優勝を狙う阪神。矢野燿大監督は今季限りの退任を明言しており、まさしく背水の陣で臨む。

かつては「優勝すると給料を上げないといけないから2位でいい」とフロントが現場に指示したという都市伝説のような噂もあったが、現在の阪神は優勝しなくても選手が活躍すればきっちり年俸に反映されている。

2022年の外国人選手を除いた年俸ランキングが下の表だ(金額は推定)。

2022年阪神の年俸ランキング


トップは現状維持で2億円の西勇輝。2019年にオリックスからFAで加入して3年目の昨季は24試合に登板して6勝9敗にとどまった。4年契約の4年目となる今季は2年ぶりの2桁勝利を狙う。

2位は1億6000万円の梅野隆太郎。昨年、国内FA権を取得したが行使せずに残留し、5000万円アップとなった。残留したからには狙うは「優勝」しかない。攻守でチームを支える活躍が期待される。

3位は岩崎優で1億5000万円。昨季は62試合に登板して3勝4敗1セーブ41ホールド、防御率2.65の好成績を残し、侍ジャパンの一員として東京五輪にも出場した。中継ぎ左腕として5年連続40試合以上に登板し、昨年の9500万円からついに大台を突破。退団したロベルト・スアレスの後釜としてクローザーの候補にも挙がっており、今年もフル回転となりそうだ。

近本光司も1億5000万円で3位タイとなっている。大阪ガスから入団3年目の昨季は打率.313、10本塁打、24盗塁をマーク。盗塁王こそ同僚の中野拓夢に譲ったが、最多安打のタイトルを獲得し、7500万円から倍増となった。

青柳晃洋、秋山拓巳も大幅アップ

5位は1億2000万円の青柳晃洋。昨季は13勝6敗で最多勝と最高勝率に輝き、7000万円アップを勝ち取った。今季は15勝と優勝を狙う。

6位は1億1000万円の秋山拓巳。昨季は2年連続2桁となる10勝を挙げ、防御率2.71と安定した投球が光った。5100万円から倍以上の大幅アップ。プロ13年目でついに大台を突破した。狙うは3年連続2桁勝利だ。

7位は1億円の大山悠輔。2020年に28本塁打を放ち、昨季は30本塁打が期待されていたが、21本塁打、71打点にとどまって現状維持となった。ルーキー佐藤輝明に話題を奪われてやや影が薄かったが、今季は4番として君臨したい。

藤浪晋太郎は6年連続ダウン

阪神の1億円プレーヤーは7人。8位の糸井嘉男は1億8500万円から 8500万円に1億円減となった。昨季は77試合出場にとどまり、打率.208、3本塁打。高い身体能力で「超人」と呼ばれた糸井も40歳になってケガに苦しんだ。今季は選手生命をかけた勝負のシーズンとなりそうだ。

9位は7900万円の糸原健斗。プロ5年目の昨季は125試合に出場して打率.286をマークし、2400万円アップした。内野のポジション争いは激しいが、不動のレギュラーをつかみたい。

10位は4900万円の藤浪晋太郎。2016年に1億7000万円稼いでいた右腕も6年連続減俸となる1100万円ダウンで、5000万円を割ってしまった。プロ10年目の今季は先発に意欲を見せており、復活なるか注目だ。

ちなみに昨季大活躍したルーキーの伊藤将司は4400万円で12位、佐藤輝明は4200万円で13位、中野拓夢は3700万円で14位に名を連ねている。2年目のジンクスを吹き飛ばす活躍で3人がどこまでジャンプアップするかも楽しみだ。

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