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日本ハムの2022「年男」新庄剛志ビッグボスが見出すスター誕生に期待

2022 1/10 06:00SPAIA編集部
日本ハムの2022年「年男」,ⒸYoshihiroKOIKE
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ⒸYoshihiro KOIKE

昨季フル回転した2016年ドラ1の堀瑞輝

新庄剛志監督の就任で俄然注目度の高まっている日本ハム。オフに西川遥輝や大田泰示が移籍したこともあり、3年連続5位から浮上するには若手の成長が欠かせない。

2022年の年男の中でも期待されるのは、広島新庄高からドラフト1位で入団して6年目を迎える堀瑞輝だ。昨季60試合に登板して3勝2敗39ホールド、防御率2.36。中継ぎ左腕としてフル回転した。

今季も「勝利の方程式」の一角を担う活躍をできるかどうかは、新庄ハムの生命線だろう。

日本ハム堀瑞輝のインフォグラフィック

「サニブラウンに勝った男」五十幡亮汰、2019年ドラ1河野竜生も年男

期待の年男はまだまだいる。中央大から入団2年目を迎える五十幡亮汰だ。ルーキーイヤーの昨季は27試合に出場して打率.225ながら9盗塁をマーク。中学時代にサニブラウンに勝った逸話を持つ快足を発揮した。新庄ビッグボスが五十幡を4番として起用する腹案を披露したこともあり、今季は出番が増えそうだ。

JFE西日本から2019年ドラフト1位で入団した河野竜生は、昨季40試合に登板して3勝6敗9ホールド、防御率2.99。先発では結果を残せなかったが、中継ぎ転向後は18試合連続無失点を記録し、推定年俸は1750万円から3000万円にアップした。ドラ1はまだまだ伸びしろがありそうだ。

河野と同年ドラフトで東海理化から2位で入団した立野和明も1998年生まれの寅年。昨季はプロ初登板を果たし、11試合(うち先発10試合)で4勝3敗、防御率2.45をマークした。今季は年間を通してローテーション定着を狙う。

さらに創価大から入団3年目を迎える右腕・望月大希や、上武大から入団2年目を迎える古川裕大、帝京高から入団6年目となる郡拓也、広島文化学園大から入団3年目となる梅林優貴の捕手3人も年男。この中から新庄ビッグボスに見出される選手は出てくるか。新しいスター誕生が期待される。

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