大阪桐蔭が3年連続13回目のセンバツ確実
2022年のセンバツ高校野球の選考資料となる秋季近畿大会は10月31日に決勝が行われ、大阪桐蔭(大阪1位)が10-1で和歌山東(和歌山2位)を下し、4年ぶり4回目の優勝を果たした。
大阪桐蔭は初回に3点を奪って優位に立つと、その後も小刻みに加点。先発の川井泰志から別所孝亮、川原嗣貴の継投で完勝した。11月20日に開幕する明治神宮大会の出場を決め、3年連続13回目のセンバツ出場も確実となった。
和歌山東も2000年の鳥羽(京都)以来となる21年ぶりの公立校優勝は逃したものの、初めての甲子園出場は当確だ。初戦で八幡商(滋賀1位)を破り、準々決勝では昨夏の甲子園で4強入りした京都国際(京都1位)に完封勝ち。準決勝では金光大阪(大阪2位)にコールド勝ちしての決勝進出だった。
近畿の出場枠は「6」のため、ベスト4入りした天理(奈良3位)も3年連続26回目、金光大阪も13年ぶり3回目のセンバツは当確だろう。
智弁学園破った東洋大姫路も14年ぶり出場有力
残る2校は、昨夏の甲子園で準優勝した智弁学園(奈良1位)を初戦で撃破した東洋大姫路(兵庫3位)が地域性を考えても有力だ。準々決勝で大阪桐蔭に敗れたものの、藤田明彦監督が来年3月末で退任し、現履正社監督で東洋大姫路出身の岡田龍生監督が就任するという話題性もある。出場なら2008年以来14年ぶり8回目となる。
もう1校は京都国際か。初戦で履正社(大阪3位)を破り、和歌山東にはサヨナラ負けしたものの、実力は紙一重だ。2年連続2回目のセンバツに近いと見る。
センバツ出場校を決める選考委員会は来年1月28日に開かれ、一般選考28校、21世紀枠3校、神宮大会枠1校の計32校が決まる。組み合わせ抽選会は3月11日に行われ、同18日に開幕。30日まで休養日を含む13日間の日程で開催される。
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