クラーク記念国際が初のセンバツ確実
2022年のセンバツ高校野球の選考資料となる秋季北海道大会は10月12日に決勝が行われ、クラーク記念国際が3-1で旭川実を下して初優勝。53年ぶりの北北海道勢同士の決勝を制し、出場枠「1」の来春センバツ出場を確実にした。11月に開催される明治神宮大会に出場する。
クラークは初戦で田中将大(楽天)の母校・駒大苫小牧を4-1で破ると、2回戦も名門・北海に6-2で快勝。準々決勝で立命館慶祥、準決勝で東海大札幌をいずれも5-1で下し、決勝も甲子園に春夏計5回出場の旭川実に快勝した。
クラークが順当にセンバツに選ばれれば初出場となるが、夏は2016年に初出場して初戦で聖光学院(福島)に敗れている。
北海道勢は駒大苫小牧が2004、2005年に夏の甲子園2連覇し、2015年春には東海大四(現東海大札幌)が準優勝、2016年夏には北海が準優勝するなどレベルアップが顕著。南北海道の強豪を倒して頂点に立ったクラークも2度目の甲子園で“旋風”が期待される。