高校野球秋季東北大会結果と2022年センバツ出場校予想

2021 11/5 06:00SPAIA編集部

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花巻東は4年ぶり4回目のセンバツ確実

2022年のセンバツ高校野球の選考資料となる秋季東北大会は10月26日に決勝が行われ、花巻東（岩手1位）が4－1で聖光学院（福島1位）を下し、初優勝を果たした。

花巻東は初回に2点を先制し、5回には注目の1年生スラッガー・佐々木麟太郎の二塁打で2点を追加。3投手の継投で聖光学院の反撃を1点に抑え、リードを守り切った。11月20日に開幕する明治神宮大会の出場を決め、4年ぶり4回目の来春センバツ出場を確実にした。

2021高校野球秋季東北大会

準優勝の聖光学院も東奥義塾（青森3位）、能代松陽（秋田1位）、青森山田（青森1位）を破っての決勝進出。東北の出場枠は「2」のため、4年ぶり6回目の出場が濃厚だ。

1年生スラッガー佐々木麟太郎に大注目！

順当に花巻東の出場が決まれば、佐々木麟太郎が注目を集めることは間違いない。身長183センチ、体重117キロの恵まれた体格で、甘いボールは確実に放り込む左のスラッガー。なんと1年生で、すでに高校通算47本塁打を記録しているのだ。

通算111本塁打の最多記録を樹立した早稲田実・清宮幸太郎（現日本ハム）でさえ、1年秋の時点では22本だったから、その凄さがよく分かる。

これまで菊池雄星、大谷翔平と好投手を輩出してきた花巻東が、新たに送り出す「新怪物」。まずは明治神宮大会でどんな結果を残すのか注目だ。

センバツ出場校を決める選考委員会は来年1月28日に開かれ、一般選考28校、21世紀枠3校、神宮大会枠1校の計32校が決まる。組み合わせ抽選会は3月11日に行われ、同18日に開幕。30日まで休養日を含む13日間の日程で開催される。

2021高校野球秋季東北大会トーナメント表