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高校野球秋季東京大会結果と2022年センバツ出場校予想

2021 11/9 06:00SPAIA編集部
阪神甲子園球場ⒸSPAIA
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国学院久我山は11年ぶり4回目のセンバツ確実

2022年のセンバツ高校野球の選考資料となる秋季東京大会は11月7日に決勝が行われ、国学院久我山が二松学舎大付に4-3で逆転サヨナラ勝ちし、37年ぶり3回目の優勝を果たした。

国学院久我山は3回に先制を許すなど8回表を終わって0-3でリードされていたが、8回裏に1点を返すと9回裏に成田陸が満塁の走者を一掃するサヨナラ打を放ち、劇的な勝利で頂点に立った。

国学院久我山は11月20日に開幕する明治神宮大会の出場を決め、11年ぶり4回目の来春センバツ出場を確実にした。

2021高校野球秋季東京大会


敗れた二松学舎大付は9回2死までリードしながら、つかみかけた18年ぶりの優勝を逃した。

しかし、エース左腕の布施東海は171センチと上背はないものの、大会を通して大きなカーブを活かした小気味よい投球を見せた。3回戦で京都国際に敗れた今夏の甲子園では、今秋ドラフトでロッテに4位指名された1学年先輩の秋山正雲が登板したため出番はなかったが、念願の聖地のマウンドに立てるか。

二松学舎大付は有力も地域性がネック?

センバツの出場枠は関東・東京で「6」のため、関東大会も含めた比較となる。関東大会ではベスト4以上の明秀日立、山梨学院、浦和学院、木更津総合が当確と見られ、準々決勝で敗退した白鴎大足利、東海大相模、桐生第一、健大高崎の4校と二松学舎大付の計5校で最後の椅子を争う構図だ。

二松学舎大付は決勝での激闘や準決勝までの危なげない勝ち上がりから有力であることは間違いない。

ただ、懸念は関東大会のベスト4が茨城、山梨、埼玉、千葉と分散しており、8強止まりも栃木、神奈川、群馬2校。つまりどこが選ばれても同一県から2校出場にはならない。そこで敢えて東京から2校選ぶかどうか、意見の分かれるところかも知れない。

センバツ出場校を決める選考委員会は来年1月28日に開かれ、一般選考28校、21世紀枠3校、神宮大会枠1校の計32校が決まる。組み合わせ抽選会は3月11日に行われ、同18日に開幕。30日まで休養日を含む13日間の日程で開催される。

2021高校野球秋季東京大会トーナメント表


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