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宮崎出身のプロ野球タイトルホルダー一覧、青木宣親、水谷実雄ら打撃職人輩出

2021 11/24 06:00SPAIA編集部
ヤクルトの青木宣親,ⒸSPAIA
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柳裕也は2021年に最優秀防御率と最多奪三振

プロ野球のキャンプを張る球団が多い宮崎県は野球熱も高い。1950年の2リーグ分立後、本塁打王、打点王、首位打者、最多勝、最優秀防御率の5部門でタイトルを獲得した選手を出身地別に分類(外国出身選手を除く)すると、宮崎出身は6人。派手さはないもののいぶし銀の職人タイプが多い。個性あふれる6選手を紹介する。

宮崎出身のプロ野球タイトルホルダー


中日の柳裕也は都城市出身で中学まで宮崎で過ごし、横浜高に進学。同じ神奈川・桐光学園高の1学年下の左腕・松井裕樹(現楽天)としのぎを削りながら2年春夏、3年春と甲子園に3度出場した。

明治大では東京六大学リーグ通算23勝をマークし、ドラフト1位で中日入り。2021年に11勝6敗、防御率2.20、168奪三振の好成績を残し、最優秀防御率と最多奪三振に輝いた。

黒木知宏は最多勝、田中幸雄は打点王

青木宣親は日向市出身で、日向高から早稲田大に進学。鳥谷敬らとともにリーグ4連覇に貢献し、ドラフト4位でヤクルトに入団した。2005年に打率.344、2007年に同.346、2010年に同.358で首位打者を3度獲得。最多安打も2度、最高出塁率も2度、盗塁王は1度獲得している。

日米通算2593安打は歴代7位。4000打数以上のNPB通算打率もトップだったが、2021年シーズン終盤でレロン・リーに首位を明け渡した。現在の終身打率は歴代2位の.3198。

黒木知宏は日向市出身で、延岡学園高時代は夏の甲子園に出場し、初戦で井手元健一朗(元中日、西武)を擁する四日市工に敗退。新王子製紙春日井を経て逆指名でロッテ入りした。1998年に13勝で最多勝獲得。「ジョニー」の愛称で親しまれ、2000年のシドニー五輪にも出場した。通算成績は76勝68敗1セーブ。

都城市出身の田中幸雄は都城高時代の1984年に春夏連続で甲子園出場。春は準決勝、夏は3回戦でいずれも桑田真澄、清原和博のいたPL学園に敗れた。ドラフト3位でプロ入り後は日本ハムひと筋に現役生活を送り、1995年に生涯唯一のタイトルとなる打点王(80打点)。通算2012安打で名球会入りも果たした。

西村徳文は引退後に2球団で監督

西村徳文は串間市出身で、福島高2年夏の甲子園に出場し、初戦で高田商に敗退。鹿児島鉄道管理局を経てドラフト5位でロッテに入団し、1990年に打率.338で首位打者に輝いた。また盗塁王には4度輝き、通算1298安打、363盗塁を記録。引退後はロッテとオリックスの監督を務めた。

水谷実雄は串間市出身で、宮崎商高時代は2年連続で夏の甲子園に出場。2年夏は旭川南、滝川、熊谷商工を破ってベスト4入りし、準決勝で高知に敗れた。ドラフト4位で投手として広島に入団したが、野手転向後に素質開花。1978年に打率.348で首位打者、阪急に移籍した1983年に114打点で打点王に輝いた。

引退後は阪急、広島、近鉄、ダイエー、中日、阪神などでコーチを歴任。前田智徳や金本知憲、松中信彦、福留孝介ら数々の強打者を育て上げた。

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