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日本ハムはビヤヌエバ期待外れもバーヘイゲン8勝【新加入助っ人通信簿】

2020 11/27 11:00SPAIA編集部
巨人時代のクリスチャン・ビヤヌエバⒸSPAIA
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ⒸSPAIA

レアード移籍後はサード固定できず

2020年も多くの外国人選手がプレーした日本のプロ野球。予想以上の大活躍をした選手や、逆にシーズン途中で退団した選手まで様々だった。

たとえメジャーで実績があっても、新天地で1年目から期待に応えることは簡単ではない。移籍組も含め、新加入した外国人選手を振り返ってみたい。

日本ハムは2018年オフにブランドン・レアードがロッテに移籍し、昨季はサードを固定できなかったため、巨人を自由契約になったクリスチャン・ビヤヌエバを獲得。長打力のあるサードとして期待をかけた。

日本ハムの新外国人野手成績


5月下旬に虫垂炎の手術を受けたため開幕には間に合わず、7月7日にようやく一軍昇格。しかし、9月26日のオリックス戦の守備中に走者と交錯し、脳震盪(のうしんとう)を起こして登録抹消されるなど、最後まで実力をフルに発揮できず、在籍1年で退団となった。

最終成績は54試合出場で打率.220、4本塁打、19打点。サードはビヤヌエバ以外にも野村佑希や横尾俊建、樋口龍之介、平沼翔太らが守り、固定できずじまいだった。

バーヘイゲンは来季残留合意

新外国人投手は、身長198センチでメジャー通算10勝のドリュー・バーヘイゲンだった。

日本ハムの新外国人投手成績


6月25日の楽天戦で初先発初勝利を挙げると、その後も先発ローテーションを守り、18試合登板でチームトップタイの8勝(6敗)をマーク。規定投球回には達していないが、防御率3.22と安定した投球を見せた。

11月16日には早くも来季の契約延長で合意に達したことが発表されている。ポスティングシステムの利用を申請した有原航平のメジャー移籍が決まれば、来季10年目を迎える栗山英樹監督にとってバーヘイゲンはますます欠かせない存在となりそうだ。

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