7月に大麻所持容疑で逮捕され退団
2020年も多くの外国人選手がプレーした日本のプロ野球。予想以上の大活躍をした選手や、逆にシーズン途中で退団した選手まで様々だった。
たとえメジャーで実績があっても、新天地で1年目から期待に応えることは簡単ではない。移籍組も含め、新加入した外国人選手を振り返ってみたい。
クライマックスシリーズでソフトバンクに敗れたロッテ。今季はシーズン中に外国人のトラブルに見舞われた。
広島で3年間プレーして92ホールドを挙げ、今季からロッテに加入したジェイ・ジャクソンが7月に大麻所持容疑で逮捕。それまで7試合に登板して3ホールドを挙げていた右腕が突如退団した。
一方、9月に入団したのがチェン・ウェイン。かつて中日で36勝を挙げ、その後、オリオールズ、マーリンズで計8年間プレーし、メジャー通算59勝をマークした左腕が9年ぶりに日本球界に復帰したのだ。
計4試合に先発して0勝3敗と白星には恵まれなかったが、防御率2.42と実力の片鱗を見せた。来季の去就が注目されている。