スパンジェンバーグは夏場から急上昇
2020年も多くの外国人選手がプレーした日本のプロ野球。予想以上の大活躍をした選手や、逆にシーズン途中で退団した選手まで様々だった。
たとえメジャーで実績があっても、新天地で1年目から期待に応えることは簡単ではない。移籍組も含め、新加入した外国人選手を振り返ってみたい。
コーリー・スパンジェンバーグは内外野守れるユーティリティープレーヤーとしてメジャー通算419試合に出場して打率.256、29本塁打。レッズに移籍した秋山翔吾の穴を埋める働きを期待されて入団した。
6月19日の開幕戦は1番レフトでスタメン出場。当初は日本野球の対応に苦しんだが、夏場から調子を上げ、8月は月間打率.330と好成績を収めた。
最終成績は111試合に出場して打率.268、15本塁打、57打点。両リーグを通じてワーストの150三振を喫するなど秋山の穴を埋めるには至らなかったが、1年目としては悪くない成績だった。