東海大菅生が6年ぶり4回目のセンバツ確実
2021年の第93回選抜高校野球大会の選考資料となる秋季大会が各地で行われている。東京大会は11月15日に決勝が行われ、東海大菅生が6-1で日大三を下して6年ぶり3回目の優勝を果たした。
東京の出場枠は関東と合わせて「6」のため、東海大菅生の6年ぶり4回目のセンバツ出場は確実。日大三の3年ぶり21回目のセンバツ出場は微妙な情勢だ。
関東大会準々決勝で逆転サヨナラ負けした東海大相模(神奈川1位)、関東大会優勝した健大高崎に準々決勝で8回コールド負けした国学院栃木(栃木1位)との争いと見られるが、神奈川、栃木とも4強には残っていないため、地域性で東京から2校選出される可能性は低いかも知れない。
決勝は東海大菅生の快勝だった。初回に1点を先制すると、2回にも1点を追加。5回に1点を返されて1点差となったが、7回に横浜高で春夏連覇し、現在はプロ野球のDeNAでコーチを務める小池正晃を父に持つ小池祐吏のタイムリーなどで4点を追加した。
投げてはエース本田峻也から鈴木康成、千田光一郎と3人の継投で日大三打線を2安打に封じ、今夏の東京独自大会に続く「夏秋連覇」を達成。夏の甲子園では2017年に4強入りしているが、センバツは未勝利だけに、まずは初戦突破を狙う。