中京大中京2年連続32回目のセンバツ確実
2021年の第93回選抜高校野球大会の選考資料となる秋季大会が各地で行われている。東海大会は11月1日に決勝が行われ、中京大中京(愛知1位)が7-6で県岐阜商(岐阜1位)を下して2年連続11回目の優勝を果たした。
東海の出場枠は「2」のため、中京大中京の2年連続32回目、県岐阜商の2年連続30回目のセンバツ出場は確実だ。
昨秋と同じカードとなった決勝は大熱戦だった。初回に県岐阜商が5点を奪ったものの、中京大中京が徐々に反撃。8回に3点を返して6-6の同点に追いつくと、9回一死満塁から辻一汰の左前打でサヨナラ勝ちした。
中日にドラフト1位指名された絶対エース・高橋宏斗が抜けたが、151キロ右腕の畔柳亨丞や、柴田青、松田新叶ら複数の投手がいるのは心強い。公式戦無敗ながら新型インフルエンザの影響で全国制覇を果たせなかった旧チームの分まで、甲子園で大暴れを誓う。