智弁学園2年連続14回目のセンバツ確実
2021年の第93回選抜高校野球大会の選考資料となる秋季大会が各地で行われている。近畿大会は11月1日に決勝が行われ、智弁学園(奈良2位)が7-3で大阪桐蔭(大阪1位)を下して9年ぶり2回目の優勝を果たした。
近畿の出場枠は「6」のため、智弁学園の2年連続14回目、大阪桐蔭の2年連続12回目、さらに4強入りした市和歌山(和歌山1位)の2年ぶり7回目、京都国際(京都3位)の初めてのセンバツ出場は確実だ。
残る2枠は8強入りした4校の中から、地域性で神戸国際大付(兵庫1位)と、優勝した智弁学園に準々決勝で敗れた龍谷大平安(京都1位)が有力と見られる。
また、話題を集めた山田(大阪3位)と東播磨(兵庫2位)の公立勢2校は初戦敗退したが、21世紀枠で選出される可能性もありそうだ。
近畿の頂点を決める決勝は智弁学園が終始リードを奪う展開だった。初回に2点を先制し、3回に主将の山下陽輔、7回には注目のスラッガー・前川右京の本塁打で加点。投げては左腕エース・西村王雅が大阪桐蔭打線を3点に抑えた。
智弁学園は2016年のセンバツ優勝校。近畿王者として2度目の大旗を狙う。