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高校野球秋季東北大会結果と2021年センバツ出場校予想

2020 11/9 06:00SPAIA編集部
阪神甲子園球場ⒸSPAIA
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仙台育英2年連続14回目のセンバツ確実

2021年の第93回選抜高校野球大会の選考資料となる秋季大会が各地で行われている。東北大会は10月20日に決勝が行われ、仙台育英(宮城1位)が18-1で柴田(宮城3位)を下して2年連続11回目の優勝を果たした。

東北の出場枠は「2」のため、仙台育英の2年連続14回目のセンバツ出場は確実。柴田も決勝の大敗がどう響くか微妙だが、順当なら初出場となりそうだ。

2020年高校野球秋季東北大会


決勝は仙台育英の猛打が爆発。3回に秋山俊、6回には吉野連が満塁本塁打を放つなど、大量18点を奪って宮城対決を制した。甲子園では春1回、夏2回の準優勝と、あと一歩で涙を呑んできた仙台育英が悲願の全国優勝を狙う。

エースが球数制限で19球降板の柴田も有力

準優勝の柴田は、エース・谷木亮太が「1週間で500球以内」とする球数制限に引っ掛かり、4回途中からわずか19球しか投げられなかったのが響いた。

決勝では大敗を喫したが、東北大会で学法石川(福島3位)、八戸学院光星(青森1位)、東日本国際大昌平(福島1位)、日大山形(山形1位)と、県大会優勝校を次々に破っての決勝進出は見事だった。公立校ということもあり、センバツ初出場が決まれば話題になりそうだ。

センバツ出場校は2021年1月29日に行われる選考委員会で、21世紀枠3校を含む32校が決定。3月12日に組み合わせ抽選が行われ、3月19日に開幕する。今秋の明治神宮大会が新型コロナウイルスの影響で中止されたため、例年1枠が与えられる神宮大会枠については今後議論される。

2020年高校野球秋季東北大会トーナメント表


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