代名詞は切れ味抜群のスライダー
青山浩二はルーキーイヤーからリリーフを中心に起用されると、5年目に防御率1.72を記録するなど急成長。13年には2年連続で60登板をクリアし、球団初の日本一に貢献した。
その後も15年にキャリアハイの31ホールドを挙げるなど、ブルペン陣をけん引。17年の10月9日には、楽天の生え抜きとして初の通算500試合登板を果たした。
しかし20年は自己最少の11登板に終わり、ついに引退を決意。草創期からチームを支え続けた鉄腕がマウンドに別れを告げた。
現役15年間で積み上げた通算625登板、159ホールドはともにチームレコード。代名詞ともいえる切れ味抜群のスライダーを武器に幾多のピンチを切り抜け、長年にわたって楽天の勝利に貢献した。