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ドラフト1位くじ運ランキング、競合覚悟の強気指名多い楽天

2020 10/16 06:00SPAIA編集部
楽天の松井裕樹ⒸSPAIA
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ⒸSPAIA

最近12年でドラフト1位の抽選6勝9敗

2020年のプロ野球ドラフト会議は10月26日(月)に開催される。ドラフト会議の見どころのひとつが指名が重複した場合の抽選。当たりくじを引き当てて喜ぶ監督、外して落ち込むフロント陣、安堵する選手たちのコントラストは毎年繰り広げられる光景だ。

では、くじ運最強の球団はどこだろうか。高校生と大学生・社会人の分離開催から一括開催に変更された2008年以降の抽選結果をランキングにしてみた。

ドラフト1位抽選結果ランキング


競合した球団数に関係なく、引き当てたかどうかだけを単純にカウントすると、ロッテ、中日、西武に次ぐ4位が勝率4割の楽天。12年間で3回の当たりくじを引き、外れ1位の抽選も3回引き当てている。

森雄大、松井裕樹、安楽智大と3年連続で大当たり

では、楽天のドラフトを年度ごとに見ていこう。

楽天のドラフト1位抽選結果


2012年から3年連続で抽選を勝ち抜いた。2012年は東福岡高の左腕・森雄大が広島と2球団競合、2013年は前年夏の甲子園で1試合22奪三振の新記録を樹立した松井裕樹(桐光学園)が中日、DeNA、ソフトバンク、日本ハムと5球団競合、2014年は済美の大型右腕・安楽智大がヤクルトと2球団競合となったが、いずれも当たりくじをゲット。大物高校生の獲得に成功した。

また2018年は3球団競合となった大阪桐蔭・藤原恭大を外したが、外れ1位で巨人、阪神、ソフトバンクと4球団競合した立命館大の辰己涼介を引き当てた。

2010年には6球団競合の早稲田大・大石達也を外したが、外れ1位でヤクルトと競合した塩見貴洋を獲得。2008年には中日と2球団競合となった野本圭を外したものの、外れ1位では阪神と競合したNTT西日本・藤原紘通の当たりくじを引いた。

ちなみに2008年に12球団に指名のお断りを入れてメジャー挑戦したのが、新日本石油ENEOSの田澤純一だった。これをきっかけに「田澤ルール」が設けられたが、2020年に帰国してBCリーグの埼玉武蔵でプレーしていることから撤廃。今ドラフトで12年越しのNPB入りとなるか注目されている。

佐々木朗希や平沢大河ら東北出身のスター候補を外す

楽天は計6回の当たりくじを引いた一方、9回の外れくじも引いている。藤原、大石、野本のほか、2019年は4球団競合の佐々木朗希(大船渡高)、2017年は7球団競合の清宮幸太郎(早稲田実)、さらに外れ1位指名の村上宗隆も巨人、ヤクルトと競合して外した。この年は外れ外れ1位で岡山商大の右腕・近藤弘樹を指名している。

2015年は地元・仙台育英高の平沢大河をロッテと競合して外し、外れ1位でオコエ瑠偉(関東一高)を指名。2011年はDeNA、ロッテと3球団競合した藤岡貴裕(東洋大)を外して、JR北海道の武藤好貴、2009年は6球団競合の菊池雄星を外して、立教大の戸村健次を外れ1位で獲得した。

2008年以降で単独指名は2016年の藤平尚真(横浜高)のみ。抽選覚悟で大物を獲りにいくことが多かった。今年はどんな戦略を取るのだろうか。

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