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DeNAが強力助っ人トリオで優勝狙う、過去に活躍した外国人トリオは?

2020 6/18 11:00SPAIA編集部
(左から)ホセ・ロペス、ネフタリ・ソト、タイラー・オースティンⒸSPAIA
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外国人枠拡大でロペス、ソト、オースティンをフル活用

いよいよ19日に開幕を迎えるプロ野球。新型コロナウイルスの影響で約3カ月遅れとなり、交流戦やオールスターが中止されて120試合制になるなど、例年とは違うシーズンとなる。出場選手登録は29人から31人、ベンチ入りは25人から26人に増枠され、外国人枠も4人から5人に増える方向だ。

こうなると、そのメリットを最も享受すると見られるのがDeNA。ホセ・ロペス、ネフタリ・ソト、タイラー・オースティンと強打者が3人揃っており、投手陣のマイケル・ピープルズ、スペンサー・パットン、エドウィン・エスコバーを合わせた計6人の中から1人外すだけで済む。ベンチ入りは4人としても、先発候補のピープルズを登板日だけベンチ入りさせることで5人枠を最大限に活用できるのだ。

ラミレス監督がどのような采配を振るうのか見ものだが、NPB7年で通算186本塁打のロペス、2年連続本塁打王のソト、オープン戦で打率.343、4本塁打、開幕前の練習試合でも11試合で3本塁打を放ったオースティンの助っ人トリオは超強力だ。

楽天のアマダー、ウィーラー、ペゲーロが唯一の20発トリオ

外国人野手が3人並ぶ打線はそうそうない。そもそも、3人とも「当たり」の外国人を連れてくるのは難しく、さらに4人枠のうち3人を野手に使えるチーム状況も必要になるからだ。

過去に助っ人野手3人態勢を敷いたチームはあるが、3人とも活躍した例は少ない。

最近の主な助っ人野手トリオ

最近では2017年の楽天が記憶に新しい。ジャフェット・アマダーは23本塁打、ゼラス・ウィーラーは31本塁打、カルロス・ペゲーロは26本塁打と史上初の「20発トリオ」が誕生した。

他にも2018年、中日のソイロ・アルモンテ、ダヤン・ビシエド、スティーブン・モヤ、2014年、広島のブラッド・エルドレッド、キラ・カアイフエ、ライネル・ロサリオ、2014年DeNAのユリエスキ・グリエル、アーロム・バルディリス、トニ・ブランコらの例もあるが、3人とも驚くほどの成績という訳ではない。

しかし、日本球界で実績を残しているロペスとソトに加え、オープン戦や練習試合でパワーを見せつけているオースティンなら、3人とも20発、もしかしたら「30発トリオ」誕生も全くの夢物語ではないだろう。

オープン戦、練習試合ともセ・リーグ2位

筒香嘉智のメジャー挑戦で、その穴が心配されたDeNA。オープン戦は8勝5敗で5位、開幕前に行われた練習試合は4勝4敗4分けの勝率5割で6位だった。ただ、オープン戦、練習試合ともに、セ・リーグだけで見れば阪神に次いで2位となっている。外国人8人態勢で臨む阪神にとっても外国人枠の拡大は朗報だが、助っ人の実力が未知数な部分もあり、追い風の「風速」はDeNAの方が強いだろう。

助っ人3人以外にも、切り込み隊長の梶谷隆幸や新キャプテンに抜擢された佐野恵太、2018年に28本塁打を放った宮﨑敏郎らが並ぶ打線は迫力十分だ。投手陣もエース・今永昇太や昨季7勝の上茶谷大河、2017年に10勝を挙げた実績のある濵口遥大ら若手が進境著しく、クローザーには山﨑康晃が立ちはだかる。評論家の順位予想でもDeNAは上位が多く、1998年以来22年ぶり優勝への期待も高まりつつある。

そのためには、助っ人が期待通りの働きをするかどうかがカギを握る。開幕カードは地元・横浜で広島と3連戦。無観客のスタンドに白球を何発放り込むか注目だ。

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