高校野球秋季四国大会結果と2024年センバツ出場校予想

2023 11/9 06:00SPAIA編集部

ⒸSPAIA

高知が阿南光を下して2年ぶり8回目の優勝

2024年の第96回選抜高校野球大会の選考資料となる秋季大会が各地で行われている。四国大会は11月5日に決勝が行われ、高知（高知1位）が5－1で阿南光（徳島3位）を下して2年ぶり8回目の優勝を果たした。

四国の出場枠はこれまで中国と合わせて「5」だったが、第96回大会から中国「2」、四国「2」となる。高知の3年連続21回目のセンバツ出場は確実だ。

2023年高校野球秋季四国大会

決勝は高知が3回に1点を先制したが、阿南光が7回に追いつき、同点で迎えた9回に高知が1死満塁の大チャンスをつかむ。西口塁の犠飛で勝ち越すと大石来輝が二塁打を放ち、この回4点を奪って試合を決めた。投げては先発の辻井翔大が5回無失点、平悠真が4回1失点の継投で阿南光打線を1点に抑えた。

高知は11月15日に開幕する明治神宮大会に出場。今春センバツでは2勝して3回戦進出しており、来春センバツでも進撃が期待される。

阿南光は新野時代の1992年以来32年ぶりセンバツ有力

初優勝を狙った阿南光は惜しくも準優勝だったが、丸亀城西（香川2位）、松山商（愛媛1位）、鳴門（徳島1位）を破って3勝しており、センバツは濃厚だ。出場なら、新野として出場した1992年以来32年ぶり2回目、阿南工と統合して現校名となってからは初のセンバツとなる。

2024年のセンバツは例年と同じ32校が出場。2024年1月26日に行われる選考委員会で一般選考29校、21世紀枠2校、神宮大会枠1校の計32校が決定する。3月8日に組み合わせ抽選が行われ、3月18日に開幕する。

2023高校野球秋季四国大会トーナメント表