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高校野球秋季関東大会結果と2024年センバツ出場校予想

2023 10/30 06:00SPAIA編集部
阪神甲子園球場ⒸSPAIA
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作新学院が山梨学院を下して優勝

2024年の第96回選抜高校野球大会の選考資料となる秋季大会が各地で行われている。関東大会は10月29日に決勝が行われ、作新学院(栃木1位)が13-4で山梨学院(山梨1位)を下して7年ぶり6度目の優勝を果たした。

関東の出場枠は東京と合わせて「6」のため、作新学院の2年連続12回目のセンバツ出場は確実と見られる。

2023年高校野球秋季関東大会


決勝は作新が初回に1点を先制し、その裏にすぐ追いつかれたが3回、6回にも1点ずつを奪ってリード。3-2で迎えた7回には一挙6点を奪う猛攻で試合を決めた。先発野手全員安打、全員打点となる毎回の28安打で圧倒した。

作新は11月15日に開幕する明治神宮大会に出場決定。今春センバツではベスト8入りしており、来春は春夏連覇した1962年以来となるセンバツ制覇を狙う。

関東5番手は桐光学園?

今春センバツで優勝した山梨学院も3年連続7回目のセンバツは確実だろう。決勝は大敗を喫したものの、昌平(埼玉2位)、桐光学園(神奈川1位)、健大高崎(群馬1位)と強豪を破っての準優勝で実力を証明。紫紺の大旗を全員で返しに行けそうだ。

4強入りした常総学院(茨城1位)と健大高崎もすんなり決まると見られる。出場なら常総学院は3年ぶり11回目、健大高崎は2年連続7回目となる。

出場校はまず関東4校と東京1校を選び、残り1校は両地区を比較して決める。そのため東京の準優勝校などとの比較になるが、関東5番手は8強入りした帝京第三(山梨2位)、花咲徳栄(埼玉1位)、中央学院(千葉1位)、桐光学園のいずれかだろう。準々決勝で山梨学院と延長11回の大熱戦を繰り広げた桐光学園が一歩リードかも知れない。

2024年のセンバツは例年と同じ32校が出場。2024年1月26日に行われる選考委員会で一般選考29校、21世紀枠2校、神宮大会枠1校の計32校が決定する。3月8日に組み合わせ抽選が行われ、3月18日に開幕する。

2023高校野球秋季関東大会トーナメント表


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