関東一が創価を下して8年ぶり5回目の優勝
2024年の第96回選抜高校野球大会の選考資料となる秋季大会が各地で行われている。東京大会は11月5日に決勝が行われ、関東一が4-1で創価を下して8年ぶり5回目の優勝を果たした。
東京の出場枠は関東と合わせて「6」のため、関東一の8年ぶり7回目のセンバツ出場は確実だ。
決勝は創価が4回に1点を先制したが、関東一が6回に2点を奪って逆転。8回にも2点を追加し、投げては先発した坂井遼が9回125球で5安打完投した。
関東一は11月15日に開幕する明治神宮大会に出場。東京勢は夏の甲子園では2011年に日大三が優勝しているが、センバツでは1992年の帝京以来優勝から遠ざかっており、関東一の躍進が期待される。
準優勝の創価は関東8強との比較に
24年ぶりに決勝進出した創価は先制しながら惜しくも涙を呑んだ。しかし、3回戦で国士舘に22-11で7回コールド、準々決勝で早大学院に11-2と大勝、準決勝で日大二に7-0で7回コールドと準決勝までの勝ちっぷりは目を見張るものがある。関東5番手との比較は難しそうだ。
来春センバツに出場する6校は関東で4校、東京で1校を選んだ上で、あと1校を両地区の中から選ぶとしている。従って、関東大会で優勝した作新学院、準優勝の山梨学院、ベスト4入りした常総学院と健大高崎までは選出濃厚だろう。
最後のイスを巡って候補に挙がるのは関東大会8強の帝京第三、花咲徳栄、中央学院、桐光学園。4校の中では山梨学院と延長11回の熱戦を展開した桐光学園が有利かも知れないが、東京大会決勝まで強打で勝ち上がった創価との比較となると簡単には結論が出そうにない。
2024年のセンバツは例年と同じ32校が出場。2024年1月26日に行われる選考委員会で一般選考29校、21世紀枠2校、神宮大会枠1校の計32校が決定する。3月8日に組み合わせ抽選が行われ、3月18日に開幕する。
【関連記事】
・高校野球秋季北海道大会結果と2024年センバツ出場校予想
・高校野球秋季東北大会結果と2024年センバツ出場校予想
・高校野球秋季関東大会結果と2024年センバツ出場校予想
・高校野球秋季北信越大会結果と2024年センバツ出場校予想
・高校野球秋季東海大会結果と2024年センバツ出場校予想
・高校野球秋季近畿大会結果と2024年センバツ出場校予想
・高校野球秋季中国大会結果と2024年センバツ出場校予想
・高校野球秋季四国大会結果と2024年センバツ出場校予想
・高校野球秋季九州大会結果と2024年センバツ出場校予想