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高校野球秋季東北大会結果と2024年センバツ出場校予想

2023 10/27 06:00SPAIA編集部
阪神甲子園球場ⒸSPAIA
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青森山田が八戸学院光星を下して優勝

2024年の第96回選抜高校野球大会の選考資料となる秋季大会が各地で行われている。東北大会は10月23日に決勝が行われ、青森山田(青森1位)が3-0で県内のライバル・八戸学院光星(青森2位)を下して8年ぶり2回目の優勝を果たした。

2023年の95回記念大会は4校多い36校出場に伴って東北の出場枠が「2」から「3」に増えたが、96回大会は21世紀枠が「3」から「2」に変更されるなど地区ごとの枠も見直され、東北からは3校選出。そのため、青森山田の8年ぶり3回目、八戸学院光星の5年ぶり11回目のセンバツ出場は確実と見られる。

2023年高校野球秋季東北大会


決勝は青森山田が初回に2点を先制。4回にも1点を追加すると、先発マウンドに立った右腕・櫻田朔が緩急自在の投球で光星打線を封じ込め、ノーヒットノーランを達成した。

青森山田は11月15日に開幕する明治神宮大会に出場。夏は11回の甲子園出場を誇るが、来春センバツ出場が決まれば意外に3回目となる。

八戸学院光星もセンバツ濃厚、3校目は一関学院有利?

準優勝の八戸学院光星も2019年以来5年ぶり11回目となるセンバツ出場は間違いないだろう。決勝では完敗を喫したが、準々決勝では日大山形にコールド勝ち、準決勝では学法石川に完封勝ちするなど実力を発揮。砂子田陽士主将はベスト8入りした昨夏の甲子園も経験しており、出場が決まれば2016年の青森山田と光星以来、青森県勢から2校出場となる。

3校目は、ベスト4入りした一関学院(岩手1位)と学法石川(福島3位)が有力候補に挙がるだろう。一関学院は岩手大会を制し、東北大会でも光南(福島2位)と古川学園(宮城2位)に快勝。準決勝で、優勝した青森山田に敗れたが、福島3位の学法石川より有利かも知れない。

一関学院なら2008年以来16年ぶり3回目、学法石川なら1991年以来33年ぶり4回目となる。

2024年のセンバツは例年と同じ32校が出場。2024年1月26日に行われる選考委員会で一般選考29校、21世紀枠2校、神宮大会枠1校の計32校が決定する。3月8日に組み合わせ抽選が行われ、3月18日に開幕する。

2023高校野球秋季東北大会トーナメント表


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