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高校野球秋季東海大会結果と2024年センバツ出場校予想

2023 10/31 06:00SPAIA編集部
阪神甲子園球場ⒸSPAIA
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豊川が愛工大名電を下して初優勝

2024年の第96回選抜高校野球大会の選考資料となる秋季大会が各地で行われている。東海大会は10月29日に決勝が行われ、豊川(愛知2位)が8-7で愛工大名電(愛知1位)を下して初優勝を果たした。

東海の出場枠はこれまでの「2」から「3」に増えるため、豊川の10年ぶり2回目のセンバツ出場は確実だ。

2023年高校野球秋季関東大会


愛知対決となった決勝は豊川が初回に一挙6点を先制。4回にも2点を追加し、8-0と大量リードを奪った。愛工大名電も6回に2点、8回に2点、9回に3点と終盤に猛追したが、最後は豊川の1年生右腕・平野将馬が締めて逃げ切り、歓喜の初優勝となった。

豊川は11月15日に開幕する明治神宮大会に出場。初出場した2014年センバツではベスト4入りしており、再び旋風が期待される。

3校目は宇治山田商が一歩リードか

猛追及ばず準優勝となった愛工大名電も12年ぶり10回目のセンバツは確実だろう。日大三島(静岡3位)、藤枝明誠(静岡1位)と静岡県勢を連破。夏の甲子園には3年連続出場中だが、来春に出場すれば意外にもセンバツは2012年以来となる。

3校目は4強入りした藤枝明誠と宇治山田商(三重1位)の争いになると見られる。宇治山田商は、優勝した豊川に準決勝で9回逆転サヨナラ負けしたものの実力差は紙一重で一歩リードか。藤枝明誠なら初出場、宇治山田商なら16年ぶり2回目となる。

2024年のセンバツは例年と同じ32校が出場。2024年1月26日に行われる選考委員会で一般選考29校、21世紀枠2校、神宮大会枠1校の計32校が決定する。3月8日に組み合わせ抽選が行われ、3月18日に開幕する。

2023高校野球秋季関東大会トーナメント表


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