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高校野球秋季四国大会結果と2023年センバツ出場校予想

2022 11/9 06:00SPAIA編集部
阪神甲子園球場,ⒸSPAIA
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英明が5年ぶりセンバツ確実

2023年の第95回選抜高校野球大会の選考資料となる秋季大会が各地で行われている。四国大会は11月6日に決勝が行われ、英明(香川1位)が5-4で高松商(香川2位)を下して8年ぶり2回目の優勝を果たした。

2023年センバツは95回の記念大会のため例年より4校多い36校が出場する。四国は中国と合わせて出場枠「6」のため、英明の5年ぶり3回目のセンバツ出場は確実だ。

2022年高校野球秋季四国大会


香川対決となった決勝は英明の逆転勝ちだった。2-4で迎えた8回に大島陵翔のタイムリーで追いつくと、9回に中浦浩志朗の犠飛で勝ち越し。計11安打でシーソーゲームを制し、11月18日開幕の明治神宮大会出場を決めた。

英明は春2回、夏2回の甲子園出場を誇るが、白星は2011年夏の初戦・糸満戦で挙げた1勝のみ。5年ぶりの聖地でまずはセンバツ初勝利を狙う。

高松商も4年ぶりセンバツ濃厚

準優勝の高松商も4年ぶり28回目のセンバツは当確だろう。2022年夏は巨人からドラフト1位指名された浅野翔吾を擁してベスト8。甲子園出場メンバーが残っており、今秋四国大会でも明徳義塾(高知1位)や鳴門(徳島1位)といった県大会優勝校を破っている。香川から2校となる地域性を考慮しても、センバツ切符はほぼ手中だ。

2023年センバツは中国2校・四国3校・両地区から1校の計6校。3校目は4強入りした高知(高知2位)と鳴門(徳島1位)の比較になる。高知は尽誠学園(香川3位)、今治西(愛媛1位)を破って2勝した上、準決勝で英明と接戦を演じており、トーナメントの関係で済美(愛媛2位)に1勝しただけの鳴門より強調材料は多い。

最後のイスを巡って鳴門と、中国大会4強の鳥取城北、高川学園の3校で争う構図となりそうだ。ただ、四国4校、中国2校と出場校が偏ることを嫌う可能性もあり、中国勢がやや有利かも知れない。高知が出場なら2年連続20回目、鳴門なら2年連続10回目となる。

センバツ出場校は2023年1月27日に行われる選考委員会で一般選考32校、21世紀枠3校、神宮大会枠1校の計36校が決定する。3月10日に組み合わせ抽選が行われ、3月18日に開幕する。

2022高校野球秋季四国大会トーナメント表


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