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ソフトバンク2023年コーチングスタッフ、育成強化へ四軍を新設

2022 11/9 06:00SPAIA編集部
ソフトバンクの藤本博史監督,ⒸSPAIA
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一軍には斉藤和巳投手コーチが入閣

ソフトバンクが2023年度のコーチングスタッフを発表した。藤本博史監督体制2年目は、より育成に力を注ぐべく四軍を新設したため、配置転換や新任コーチも少なくない。

一軍では斉藤和巳投手コーチが入閣。2003年に20勝、2006年に18勝で2度の沢村賞に輝いたレジェンドOBが再びユニフォームを着ることになった。

2023年ソフトバンク一軍コーチングスタッフ


そのほか、打撃コーチに吉本亮前二軍打撃コーチが配置転換。内野守備⾛塁コーチも松山秀明コーチが二軍から、バッテリーコーチは的山哲也コーチが三軍から配置転換された。

森浩之ヘッドコーチ、齋藤学投手コーチ、長谷川勇也打撃コーチ、村松有⼈外野守備⾛塁コーチは留任となっている。

二軍は明石健志打撃コーチが新任

二軍は⼩久保裕紀監督が留任。引退したばかりの明石健志氏が打撃コーチに就任した。

2023年ソフトバンク二軍コーチングスタッフ


明石コーチは2003年ドラフト4位でダイエー入りし、ホークスひと筋19年の現役生活で通算1008試合出場、648安打、打率.252の成績を残した。

そのほか、村上隆行打撃コーチと本多雄一内野守備⾛塁コーチは一軍から配置転換となった。髙村祐、⽥之上慶三郎の両投手コーチ、井出⻯也外野守備⾛塁コーチ、髙⾕裕亮バッテリーコーチは留任している。

三軍は寺原隼人、金子圭輔両コーチが新任

三軍は森山良二前一軍投手コーチが監督に就任。寺原隼人投手コーチと金子圭輔内野守備走塁コーチが新任となった。

2023年ソフトバンク三軍コーチングスタッフ


寺原コーチは日南学園高からドラフト1位でダイエーに入団し、横浜、オリックス、ヤクルトなどをわたり歩いてNPB通算73勝を挙げた右腕。引退後は琉球ブルーオーシャンズや福岡北九州フェニックスで投手コーチを務めていた。

金子コーチはソフトバンクとオリックスでプレーし、通算253試合に出場。引退後は球団職員としてスコアラーなどを務めていた。

そのほか、吉鶴憲治バッテリーコーチは一軍から配置転換。若⽥部健⼀投手コーチ、⼤道典良打撃コーチ、城所龍磨打撃兼外野守備走塁コーチは留任している。

四軍は高波文一、清水将海、森笠繁コーチが新任

新設された四軍は小川史前三軍監督が監督に就任。高波文一外野守備走塁コーチと清水将海バッテリーコーチ、森笠繁投手コーチが新任となった。

2023年ソフトバンク四軍コーチングスタッフ


高波コーチは熊本工から1993年ドラフト3位で阪神に入団し、西武、楽天、オリックスと移籍して通算628試合に出場。引退後はソフトバンクのコーチや副寮長兼リハビリ担当などを務めていた。

清水コーチは青山学院大からドラフト1位でロッテ入りし、中日、ソフトバンクで通算683試合に出場。2018年から大学時代の同級生・井口資仁監督が指揮を執るロッテでバッテリーコーチを務めていた。

森笠コーチは国学院久我山高から関東学院大を経て広島に入団。横浜移籍後の2010年に引退するまで通算840試合に出場した。引退後、2022年まで広島でコーチを務めていた。そのほか、中田賢一前三軍投手コーチ、笹川隆前三軍内野守備走塁コーチが配置転換となっている。

また、亜細亜大から2012年ドラフト3位で入団し、2022年に引退した髙田知季氏が野手リハビリ担当に就任。また、現役時代に50勝を挙げた星野順治氏が投手コーディネーターに就任した。佐久本昌広リハビリ担当が投手リハビリ担当となり、関川浩一二軍打撃コーチは野手コーディネーターとなっている。

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