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日本ハム2023年コーチングスタッフ、八木裕、建山義紀、森本稀哲コーチら入閣

2022 11/11 06:00SPAIA編集部
日本ハムの新庄剛志監督,ⒸSPAIA
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代田建紀プロスカウトもコーチ就任

新庄剛志監督(50)就任1年目は最下位に終わった日本ハム。2年目となる2023年は北海道北広島市の新球場・エスコンフィールド北海道に本拠地を移転し、チームとしても結果が求められる。

阪神時代の同僚・八木裕氏(57)や日本ハム時代のチームメイト・建山義紀氏(46)、森本稀哲氏(41)らを新コーチとして迎え、勝負のシーズンに臨む。2023年のコーチングスタッフは以下の通り。

2023年日本ハム一軍コーチングスタッフ


八木裕打撃コーチは岡山東商から三菱自動車水島を経て1986年ドラフト3位で阪神に入団。細身ながらパンチ力のある打撃で1990年に28本塁打を放つなど、新庄監督とともに低迷期の阪神打線で主軸を担った。1990年代後半から持ち前の勝負強さで「代打の神様」と呼ばれ、通算1368試合で126本塁打をマーク。引退後は2009年から2015年まで阪神で二軍打撃コーチなどを務めていた。

建山義紀投手コーチは東海大仰星高時代に上原浩治と同級生で、甲賀総合科学専門学校、松下電器を経て1998年ドラフト2位で日本ハムに入団。中継ぎサイド右腕として活躍し、MLBレンジャーズでもプレーした。阪神に移籍した2014年限りで引退し、通算446試合に登板して35勝43敗27セーブ84ホールドをマーク。引退後は侍ジャパンで投手コーチを務め、2021年の東京五輪メンバーにも名を連ねていた。

森本稀哲外野守備走塁コーチは帝京高から1998年ドラフト4位で日本ハムに入団し、高い身体能力と個性的なキャラクターで人気選手となった。新庄らとともに派手なパフォーマンスでも観客を沸かせ、横浜、西武とわたり歩いて通算1272試合出場、904安打をマーク。引退してから初めてのコーチ就任となった。

そのほか、代田建紀プロスカウトがデータ分析担当兼走塁コーチに就任。飯山裕志内野守備走塁コーチは二軍から配置転換となった。林孝哉ヘッド、加藤武治投手コーチ、山田勝彦バッテリーコーチは留任している。

佐藤友亮コーチが新任

二軍は木田優夫監督が留任。コーチングスタッフは以下の通りとなっている。

2023年日本ハム二軍コーチングスタッフ


西武で外野守備走塁コーチを務めていた佐藤友亮氏が野手育成コーディネーター兼打撃コーチに就任した。慶応義塾大から2000年ドラフト4位で西武入りし、通算732試合出場で401安打をマーク。引退後は西武のスカウトやコーチを務めていた。

そのほか、島﨑毅投手コーチ、稲田直人内野守備走塁コーチ、紺田敏正外野守備走塁の3人がいずれも一軍から二軍へ配置転換。伊藤剛投手育成コーディネーター兼投手コーチ、渡辺浩司打撃コーチ、山中潔バッテリーコーチは留任している。武田勝前投手コーチ、金子誠前野手総合兼打撃コーチ、多田野数人二軍投手コーチ、矢野謙次二軍打撃コーチ、上田佳範二軍外野守備走塁コーチ、川名慎一育成コーチは退任した。

話題性が先行した2022年の日本ハム。2023年は新庄監督の真価を問われるシーズンとなる。

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