連続日本一に挑む中嶋オリックス
オリックスが2023年度のコーチングスタッフを発表した。中嶋聡監督(53)が代行から正式に監督就任したのが2021年。1年目にリーグ制覇、2年目に日本一を果たし、3年目は追われる立場となる。
王者として迎える2023年のコーチングスタッフに大きな変化はないが、中日で打撃コーチを務めていた波留敏夫氏が育成チーフコーチとして入閣した。顔ぶれは以下の通りとなっている。
波留コーチは京都・大谷高から熊谷組を経て1993年度ドラフト2位で横浜に入団。中日、ロッテと移籍して通算913試合出場、872安打、打率.278をマークし、引退後はDeNAと中日でコーチを務めていた。
そのほか、風岡尚幸内野守備・走塁コーチが野手総合コーチに、平井正史育成コーチが投手コーチに、小谷野栄一野手総合兼打撃コーチが打撃コーチ専任に、梵英心打撃コーチが内野守備・走塁コーチに配置転換となっている。
引退した能見篤史選手兼任コーチと別府修作育成統括コーチは退任。小林宏2軍監督、水本勝己ヘッドコーチらその他のメンバーは留任となった。
2023年、森祇晶監督が率いた西武以来のパ・リーグ3連覇、さらに2年連続日本一に挑む中嶋オリックス。正力松太郎賞に輝いた指揮官の挑戦は続く。
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