8選手が計13度の本塁打王に輝く
プロ野球の2020年シーズンもいよいよ終盤戦。ペナントの行方とともに気になるのが個人タイトル争いだ。
1950年の2リーグ分立以降で個人タイトルを獲得した選手数を球団別に調べてみた。本塁打王は下表の通りとなっている。
本塁打王のタイトルを獲得した選手が最も多い球団は中日と日本ハム。DeNAはセ・リーグ3位の8人となっている。今回はDeNAの歴代本塁打王を振り返ってみたい。
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1950年の2リーグ分立以降で個人タイトルを獲得した選手数を球団別に調べてみた。本塁打王は下表の通りとなっている。
本塁打王のタイトルを獲得した選手が最も多い球団は中日と日本ハム。DeNAはセ・リーグ3位の8人となっている。今回はDeNAの歴代本塁打王を振り返ってみたい。
2リーグ分立した1950年に本塁打王に輝いたのが「和製ディマジオ」と呼ばれた小鶴誠だ。
大映スターズから松竹ロビンスに移籍した1950年、当時日本新記録の51本塁打。さらに現在も日本記録の161打点を挙げて二冠王に輝いた。広島時代の1958年に引退するまで通算230本塁打をマークしている。
1リーグ時代も含めて巨人時代に2度の本塁打王に輝いた青田昇は、洋松に移籍2年目の1954年に31本塁打、1956年に25本塁打、翌1957年に22本塁打で3度のタイトル獲得。阪急に移籍した1959年に引退するまで通算265本塁打をマークしている。
桑田武は中央大から1959年に大洋入団し、1年目から31本塁打を放って本塁打王と新人王に輝いた。新人の31本塁打は1986年の西武・清原和博と並び、現在もNPB記録となっている。
口ひげをたくわえた風貌から「マリオ」と呼ばれたカルロス・ポンセもタイトルを獲得している。大洋時代の1988年、33本塁打、102打点で二冠王。在籍5年でNPB通算119本塁打389打点をマークした。
韓国球界で活躍していたタイロン・ウッズは2003年に横浜入りし、いきなり40本を放ってヤクルトのラミレス(現DeNA監督)とともにタイトル獲得。翌2004年にも45本で巨人・ローズと並び、2年連続本塁打王に輝いた。
2005年から中日に移籍し、2006年に47本塁打、144打点で二冠王。NPB在籍6年で通算240本塁打をマークしている。
村田修一は2002年ドラフト自由獲得枠で日大から横浜入団。2007年に36本塁打で初タイトルを獲得すると、翌2008年には46本を放って2年連続キングとなった。2011年オフにFAで巨人移籍し、引退までに通算360本塁打をマークした。
横浜高から2009年ドラフト1位で入団した筒香嘉智は、2016年に44本塁打、110打点で二冠王。NPB通算205本塁打をマークし、2020年からMLBレイズでプレーしている。
2008年に来日したネフタリ・ソトは、1年目にいきなり41本塁打を放ってタイトル獲得。2年目の2019年も43本、108打点で二冠王に輝いた。
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