「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

プロ野球タイトルホルダーの出身高校ランキング【投手編】

2020 6/6 11:00SPAIA編集部
松坂大輔(左)と野村祐輔ⒸSPAIA
このエントリーをはてなブックマークに追加

ⒸSPAIA

横浜と広陵が4人でトップ

プロ野球の投手タイトルのうち最多勝、最優秀防御率、最多セーブ(最優秀救援投手含む)のタイトルを獲得した投手の出身高校をランキングにしてみた。2リーグ制となった1950年以降で3タイトルのいずれかを獲得した投手の人数を合計。同一選手が複数回タイトルを獲得しても1人とカウントしている。

投手タイトルホルダーの出身高校ランキング

1位は4人のタイトルホルダーを輩出している横浜と広陵が並んだ。横浜は、日本ハム時代の2004年に4勝5敗28セーブで最優秀救援投手に輝いた横山道哉、甲子園春夏連覇し、西武入りしたルーキーイヤーの1999年から3年連続最多勝、最優秀防御率も2度獲得した松坂大輔、ロッテ時代の2007年に最優秀防御率に輝いた成瀬善久、西武時代の2007年、2009年、ロッテ時代の2015年に最多勝に輝いた涌井秀章(現楽天)の4人。

広陵の4人も実力派が揃っている。高校時代に3年春のセンバツで優勝した西村健太朗は巨人時代の2013年に最多セーブ、吉川光夫は日本ハム時代の2012年に最優秀防御率に輝いた。夏の甲子園で準優勝し、明治大を経て広島入りした野村祐輔は2016年に最多勝、早稲田大を経て日本ハム入りした有原航平は2019年に最多勝に輝いている。

3位はPL学園と高知商が3人で並ぶ

3位は3人のPL学園と高知商が並んだ。PL時代に2度の全国制覇を果たした桑田真澄は巨人時代に2度の最優秀防御率、甲子園で春夏連覇した野村弘樹は大洋時代の1993年に17勝で最多勝、前田健太は広島時代に2度の最多勝、3度の最優秀防御率に輝いている。

高知商から明治大を経て巨人に入団した鹿取義隆は西武に移籍した1990年に最優秀救援投手、3年春のセンバツで優勝した中西清起は阪神時代の1985年に最優秀救援投手に輝き、優勝に貢献した。阪神・藤川球児は2007年と2011年に最多セーブのタイトルを獲得しており、日米通算243セーブと名球会入りの250セーブに迫っている。

5位タイには実に17校が並んだ。北から順に紹介していこう。函館有斗(現函館大有斗)から日本大を経て阪急入りした佐藤義則は1985年に最多勝、1986年に最優秀防御率、盛田幸妃は大洋時代の1992年に最優秀防御率に輝いた。

花巻東はメジャーリーガー2人。菊池雄星は西武時代の2017年に最多勝と最優秀防御率の二冠、大谷翔平は日本ハム時代の2015年に最多勝、最優秀防御率、最高勝率の三冠に輝いた。

みちのくの名門・東北もメジャーリーガー2人を輩出している。「ハマの大魔神」佐々木主浩は横浜時代に5度の最優秀救援投手、ダルビッシュ有(カブス)は日本ハム時代の2009年から2年連続で最優秀防御率に輝いた。

帝京は伊東昭光と山崎康晃

帝京から本田技研を経てヤクルト入りした伊東昭光は1988年に最多勝、DeNAの守護神・山崎康晃は2018年から2年連続最多セーブに輝いている。

修徳が1964年夏に初めて甲子園に出場した時のエース・成田文男はロッテ時代に2度の最多勝、高橋尚成は2007年に最優秀防御率に輝いた。

中野高校(現明大中野)から巨人にテスト入団した松田清は1951年に最優秀防御率、明大中野から明大を経て日本ハム入りした武田一浩は1991年に最優秀救援投手、ダイエー時代の1998年には最多勝のタイトルを獲得した。

東海大相模から日本ハム入りした岡部憲章は1981年に最優秀防御率、東海大を経て巨人入りした菅野智之は2度の最多勝、4度の最優秀防御率に輝いている。

日大藤沢から1983年ドラフト5位で中日に入団した山本昌は最多勝3回、最優秀防御率1回で通算219勝を挙げた。日大を経てヤクルト入団した館山昌平は2009年に最多勝のタイトルを獲得している。

静岡商を中退して巨人入りした新浦寿夫は最優秀防御率2回、最優秀救援投手1回。社会人を経て広島入りした池谷公二郎は1976年に最多勝に輝いた。

滝川の別所毅彦、育英の鈴木啓示らレジェンド多数

浪商(現大体大浪商)2年夏の甲子園で優勝投手となった尾崎行雄は、その年秋に中退して東映に入団。1965年に27勝を挙げて最多勝に輝いた。「ドカベン」香川伸行とのバッテリーで甲子園のスターとなった牛島和彦は、ロッテ時代の1987年に最優秀救援投手に輝いている。

育英からドラフト2位で近鉄入りした鈴木啓示は最多勝3回、最優秀防御率を1回獲得するなど通算317勝を挙げた。戎信行はオリックス時代の2000年に最優秀防御率のタイトルを獲得している。

滝川中時代にセンバツに出場し、左肘を骨折しながらも投げ続けた別所毅彦は、南海、巨人での現役生活で3度の最多勝、1度の最優秀防御率に輝いた。滝川のエースとして甲子園に春夏連続出場し、1980年ドラフト1位で近鉄入りした石本貴昭は2度の最優秀救援投手に輝いている。

箕島からドラフト1位で西鉄入りした東尾修は最多勝2回、最優秀防御率1回。メジャーでも活躍した吉井理人は近鉄時代の1988年に最優秀救援投手に輝いている。

倉敷商から明治大を経て中日入りした星野仙一は1974年、セ・リーグの初代最多セーブ投手に輝いた。星野の1年後輩にあたる松岡弘は三菱重工水島を経てプロ入りし、ヤクルト時代の1980年に最優秀防御率のタイトルを獲得している。

広島工のエースとしてセンバツに出場し、1976年ドラフト4位で広島に入団した小林誠二は1984年に最優秀防御率のタイトルを獲得。亜細亜大を経てヤクルト入りした高津臣吾(現監督)は4度の最優秀救援投手に輝いている。

旧制西条中学から社会人を経て阪神入りした渡辺省三は1956年に最優秀防御率のタイトルを獲得。通算134勝を挙げ、引退後はスカウトとしても活躍した。渡辺の1年後輩だった藤田元司は慶応大、日本石油、巨人とエリートコースを歩み、1959年に最多勝。後に巨人の監督も務めた。

都城から南海に入団した井上祐二は、球団名をダイエーに変更した1989年に最優秀救援投手のタイトルを獲得。都城から2016年ドラフト4位でオリックスに入団した山本由伸は、2019年に最優秀防御率に輝いた。

打者編でトップだった大阪桐蔭はランキングに入っていない。岩田稔、辻内崇伸、藤浪晋太郎ら投手もプロ球界に輩出しているが、3部門のタイトルホルダーは1993年に最多勝を獲得した今中慎二(中日)のみとなっている。

《関連記事》
プロ野球タイトルホルダーの出身高校ランキング【打者編】
プロ野球タイトルホルダーの出身大学ランキング【打者編】
プロ野球タイトルホルダーの出身大学ランキング【投手編】
2020年度プロ野球選手出身高校ランキング
2020年度プロ野球選手出身大学ランキング
2020年度プロ野球選手出身社会人チームランキング

おすすめの記事