大谷翔平が歴代1位の225本塁打
メジャーリーグの2024年レギュラーシーズンが終了した。ドジャースの大谷翔平は打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁と4部門ともキャリアハイの成績で、MLB史上初の「50本塁打50盗塁」を達成。本塁打と打点の二冠に輝いた。
広島からカブスに移籍して3年目の鈴木誠也は、打率.283、21本塁打、73打点と2年連続で20発をクリア。オリックスからレッドソックスに移籍2年目の吉田正尚は打率.280、10本塁打、56打点と1年目に比べると成績を落とした。
メジャー挑戦した日本人選手は投手の方が多く、野手でもイチローや松井稼頭央のようなアベレージヒッターの方が活躍している。パワーで劣る日本人がメジャーで本塁打を量産するのは並大抵のことではない。日本人メジャーリーガーの通算本塁打ランキングが下の表だ。
2024年開幕前は171本塁打だった大谷は、4月12日(日本時間13日)のパドレス戦で4号を放って日本人最多記録に並び、その後もハイペースでアーチを量産。2021年にマークした自己最多の46本塁打もクリアし、54本塁打を放った。
MLB通算225本塁打、日本ハム時代の48本塁打を合わせると日米通算273本塁打。2025年はMLB250発、日米通算300発の大台に到達する可能性も十分だ。
歴代2位は松井秀喜の175本塁打。2003年からヤンキースでプレーし、メジャー2年目の2004年には31本塁打を放った。2021年に大谷が46本塁打を放つまでは日本人のシーズン最多記録だった。その後も2005、2007、2009、2010年にも20本塁打以上をマーク。レイズに移籍した2012年に引退するまで日米通算507本塁打を放った。
3位が117本塁打のイチロー。2001年から2019年までMLB19年で通算3089安打など輝かしい実績を残した。本塁打はオリックス時代に118本を放っており、日米通算では235本塁打を記録している。