前人未踏の「50-50」へまた一歩前進
ドジャースの大谷翔平投手(30)は17日(日本時間18日)、マーリンズ戦に1番DHで先発出場し、3回の第2打席で48号2ランを放った。盗塁は決められず48盗塁のままだったが、前人未踏の「50-50」へまた一歩前進した。
舞台は2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンの一員として世界一に輝いたマイアミのローンデポ・パーク。4点を追う3回1死一塁から放った5試合ぶりの一発は、打球速度105.3マイル(約169.5キロ)であっという間にライトスタンドに飛び込んだ。
2年連続キングへ独走する48号でメジャー通算219本塁打となり、韓国の秋信守(42=現韓国SSG)と並んでいたMLBアジア人最多本塁打記録を更新。ランキングは以下の通りとなっている。
カブス鈴木誠也は54本で歴代6位
秋信守は初めてメジャー昇格した2005年のマリナーズ時代からインディアンス、レッズ、レンジャーズとわたり歩いて16シーズンで積み上げた記録だったが、大谷はわずか7シーズンで更新。まだ30歳のため今後どこまで数字を伸ばしていくのか楽しみだ。
175本で3位の松井秀喜、117本で4位のイチロー、67本で5位の崔志萬に次いで、カブスの鈴木誠也が54本で6位につけている。日米通算では236本塁打で、267本塁打の大谷と31本差しかない。同学年の2人で競い合いながら、さらなる本塁打量産が期待される。
大谷はショーン・グリーンが持つドジャース球団記録の49本にも王手。試合はドジャースが9-11で敗れ、優勝マジックが消滅した。
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