「掲示板外なし」安定感が光る
30日に中山競馬場を舞台に争われるマーチS(GⅢ・ダ1800m)。過去10年では5番人気以下が計7勝と波乱傾向で、サトノティターン(8番人気)が制した2019年は3連単124万馬券が飛び出した。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:ハビレ
●短評
美浦・武井亮厩舎に所属する4歳のヘニーヒューズ産駒。中団や後方から確実に末脚を伸ばす競馬でキャリア13戦【4-4-2-3】連対率61.5%、掲示板外なしと安定感が光る。
直近3戦は今回と同舞台の中山ダ1800mで1→2→2着とコース適性も文句なし。前走の総武Sも負けこそしたが、4角14番手から猛然と追い込み、勝ち馬ヴァンヤールに0.1秒差と迫る好内容だった。力負けではなく、仕掛けどころや展開次第でまだ上昇の余地はある。
●データ
過去10年の前走別成績では、同舞台のオープン戦「前走総武S組」が【2-4-1-26】連対率18.2%と6頭の連対馬を送り込むなど好相性。なかでも「上がり2位」だった馬は【1-1-0-3】連対率40.0%と優秀な成績で、このデータにピタリと当てはまる本馬にとっては追い風となる。
また、ヘニーヒューズ産駒は【1-0-1-3】と母数は少ないながら好成績。レピアーウィットが2020年8番人気3着、2021年6番人気1着と2年連続で激走しており、血統の後押しにも期待が持てる。
AI予想エンジンKAIBA
◎ハビレ
◯ロードクロンヌ
▲ペイシャエス
△ブライアンセンス
×ミッキーヌチバナ
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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