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五輪競泳の日本人歴代金メダリスト一覧、北島康介ら過去22個の栄光の歴史

2021 7/13 11:00SPAIA編集部
北島康介Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

第1号は鶴田義行、北村久寿雄は男子最年少

東京五輪で日本選手のメダルラッシュを期待できる競技のひとつが競泳だ。男子では平泳ぎの佐藤翔馬や自由形の松元克央、個人メドレーの瀬戸大也、萩野公介、女子では個人メドレーの大橋悠依、平泳ぎの渡部香生子ら有力選手が揃う。

また白血病から復帰し、女子400メートルリレーと女子400メートルメドレーリレーに出場予定の池江璃花子にも注目が集まる。

これまで日本人選手の競泳での五輪金メダルは22個(男子17、女子5)。輝ける選手たちを振り返ってみたい。

五輪競泳の日本人金メダリスト


第1号は1928年アムステルダム五輪の鶴田義行。200メートル平泳ぎで優勝し、陸上男子三段跳の織田幹雄に続く日本人2人目の金メダリストとなった。鶴田は1932年のロサンゼルス五輪でも優勝し、連覇を果たしている。

また、ロサンゼルスでは1500m自由形に出場した14歳10カ月の北村久寿雄が優勝。現在も夏季五輪の日本男子最年少記録として破られていない。さらに100m自由形の宮崎康二や、宮崎康二、遊佐正憲、横山隆志、豊田久吉の4人で出場した男子4×200mリレー、100m背泳ぎの清川正二も金メダルに輝いた。

ベルリン五輪で「前畑ガンバレ!」

続く1936年のベルリン五輪でも日本競泳陣は金メダルラッシュだった。前回ロサンゼルス大会で銀メダルを獲得していた200m平泳ぎの前畑秀子は、ベルリン五輪で日本人女性として史上初の金メダリストとなった。アナウンサーが「前畑ガンバレ!前畑ガンバレ!」と連呼した実況は有名だ。

ほかにも遊佐正憲、杉浦重雄、田口正治、新井茂雄の4人で挑んだ男子4×200mリレー、200m平泳ぎの葉室鐵夫、1500m自由形の寺田登が金メダルに輝いた。

戦後初めての競泳金メダルは1956年メルボルン五輪男子200m平泳ぎの古川勝。その後は1972年ミュンヘン五輪の男子100m平泳ぎで田口信教、女子100mバタフライで青木まゆみが優勝するまで待たなければならなかった。

「バサロ泳法」鈴木大地、史上最年少の岩崎恭子

1988年ソウル五輪で日本中を熱狂させたのが100m背泳ぎの鈴木大地だった。スタートから潜水したまま進む「バサロ泳法」で、日本競泳陣16年ぶり金メダルを獲得。感想を聞かれて「嬉しいに決まってます」とサラリと答えたシーンが印象的だった。鈴木は後にスポーツ庁長官を務めた。

1992年バルセロナ五輪の岩崎恭子も印象的な金メダリストの一人だ。女子200m平泳ぎの予選で日本新記録をマークした伸び盛りの14歳は、決勝でも五輪新記録の2分26秒65で優勝。14歳6日での金メダルは競泳史上最年少だった。直後のインタビューで「今まで生きてきた中で一番幸せです」と答え、一躍時の人となった。

北島康介は連続2冠、萩野公介は瀬戸大也とダブル表彰台

2004年アテネ、2008年北京五輪で100mと200m平泳ぎを連覇したのが北島康介だ。100m平泳ぎで4位だった2000年シドニー五輪に続いて出場したアテネでは、レース後のインタビューで「チョー気持ちいい」と発して流行語大賞に選ばれ、北京では「何も言えねえ」と絞り出し、日本中の感動を誘った。2012年ロンドン五輪にも出場し、100mは5位、200mは4位だったが、400mメドレーリレーで銀メダルを獲得した。

アテネでは女子800m自由形の柴田亜衣も金メダルに輝いた。

2016年リオデジャネイロ五輪の男子400m個人メドレーで優勝したのが萩野公介。高校生として出場した2012年ロンドンで銅メダルを獲得していた萩野は、リオでは4分6秒05の日本記録をマークして同種目で日本選手初となる金メダル。銅メダルの瀬戸大也とともにダブル表彰台の快挙だった。

また、女子200m平泳ぎでは金藤理絵も優勝。岩崎恭子以来、同種目24年ぶりの金メダルとなった。

東京五輪でセンターポールに日の丸を掲げる選手は何人誕生するだろうか。歴史的名シーンが期待される。

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