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Jリーグナンバーワンの選手として日本に復帰する清武弘嗣

2017 4/12 20:20Aki
japan national soccer
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日本代表の中心選手となった2016年

2016年は日本代表にとって大きな転換期となる年だったのかもしれない。2016年は、それまで不動の存在だった本田圭佑選手や香川真司選手らの北京オリンピックに出場した世代の選手が先発から外れる試合も増え、そこに割って入ったのがロンドンオリンピック世代以降の選手。2015年までと比較し多くの選手が出場機会を掴むようになった。
その中心的存在だったのが清武弘嗣選手。日本代表に初選出されたのは2011年とかなり前で、そしてそこからは監督が変わってもコンスタントに選ばれ続けている「代表の常連」であり、歴代の代表監督から期待されていた存在ではあったものの、ポジションを奪うところまでは至らない。そんな存在の選手だった。
しかし2016年に入ると状況が大きく代わり、2016年の日本代表全10試合中、出場時間は香川選手、本田選手らを抑え、攻撃的ミッドフィルダーの中でナンバーワンとなる550分を記録。出場試合数9、先発試合数7も同ポジションでナンバーワン、得点数4は同世代の原口元気選手の5得点に次ぐ2番目の成績と、完全に日本代表の中心選手となる。

ヨーロッパでも高く評価される事に

2012年から活躍の場をドイツに移した清武選手は、ハノーファー96の2シーズン目には背番号10を与えられチームの看板選手へとなっていく。残念ながらチームが2部降格する事になってしまうが、その際も移籍市場でドイツを始めヨーロッパの数多くのクラブから注目を集める存在となっていた。
その中で清武選手の獲得に成功したのはスペインの強豪セビージャFC。これまでそのスカウティング網と選手を見極める能力で、何人もの選手をセビージャでブレイクさせてきた、世界屈指の敏腕スポーツディレクターとして知られるモンチ氏が清武選手に目をつけ、移籍金650万ユーロで獲得する。
そしてセビージャでのデビュー戦となったのは、チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグのチャンピオン同士が対戦するUEFAスーパーカップ、レアルマドリード戦。この試合で先発フル出場を果たすと、シーズン開幕直前に行われるリーグ優勝チームとカップ戦優勝チームによるスーペルコパ、バルセロナ戦のファーストレグでも先発フル出場。
リーグ開幕戦となるエスパニョール戦でも先発フル出場でしかも1得点1アシストと結果を残し、2節にも先発。コンスタントに出場し活躍する姿は、強豪チームでの輝かしい未来が待っているかに思われた。

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