プロ野球で背番号9を背負った名選手たち|【SPAIA】スパイア

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プロ野球で背番号9を背負った名選手たち


2017年現役選手の背番号「9」

第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表を率いた小久保裕紀監督。同監督が現役時代に背負っていたのが背番号「9」だった。また、ヤクルトスワローズなどで活躍したロベルト・ペタジーニ選手も同番号だ。このように強打者が背負うことの多い背番号「9」だが、2017年シーズンはどのような選手が背負っているのだろうか。

日本ハム:中島卓也選手(内野手)
ソフトバンク:柳田悠岐選手(外野手)
ロッテ:福浦和也選手(内野手)
西武:大崎雄太朗選手(外野手)
楽天:オコエ瑠偉選手(外野手)
オリックス:ステフェン・ロメロ選手(外野手)
広島:丸佳浩選手(外野手)
巨人:亀井義行選手(外野手)
DeNA:欠番
阪神:高山俊選手(外野手)
ヤクルト:飯原誉士選手(外野手)
中日:石川駿選手(内野手)

不在:1球団
永久欠番:0球団
投手:0球団
捕手:0球団
内野手:3球団
外野手:8球団

12球団中8球団が外野手と外野手の番号となっている背番号「9」。福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手、広島東洋カープの丸佳浩選手と球界を代表する選手がつけていることもあり、今後もこの流れは続きそうだ。

千葉ロッテマリーンズは2000本安打を目指す福浦和也選手が着用中。すでに年齢もベテランということで次代への継承に注目が集まる。

横浜DeNAベイスターズは開幕当初に黒羽根利規選手が着用していたが、シーズン中のトレードにより空き番号となった。

侍ジャパン監督も務めた小久保裕紀選手

第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表を率いた小久保裕紀監督。日本代表監督としての背番号は「90」だったが、現役時代に多くを過ごした福岡ソフトバンクホークス(福岡ダイエーホークス含む)での背番号は「9」だ。

1993年ドラフトで逆指名により福岡ダイエーホークスへと入団した小久保選手。バルセロナ・オリンピックにおいて大学生から唯一の代表入りを果たしており、長距離砲として大きな期待が掛けられていた。その期待の大きさを表しているのが、入団1年目から与えられた一桁の背番号「9」だ。

小久保選手はダイエーで期待通りに活躍し、1995年には本塁打王、1997年には打点王を獲得するなどの活躍を見せる。しかし、2003年オフに球団との軋轢から巨人へと無償トレードされてしまう。このトレードは球界やファンを騒然とさせた。

移籍先の巨人では背番号「6」となった。これは主力の清水隆行選手が、背番号「9」つけていたことからだ。だが、巨人でも球団史上初となる右打者による40本塁打以上を達成し、結果を残した。2007年から再びソフトバンクに戻り、背番号「9」をつけ2012年までプレーし、通算2041安打を放ち、名球会入りも果たしている。

小久保選手引退後の背番号「9」は、2年間の空白を経て現在は柳田悠岐選手へと受け継がれた。背番号「9」へと変更になったシーズンに柳田選手は、トリプルスリーを達成するなど大ブレイクしており、今後の活躍も期待される。

最後の4割打者・テッド・ウィリアムズ選手

メジャーリーグで伝説となっている選手の一人であるテッド・ウィリアムズ選手は、三冠王を2回獲得している大打者でもある。日本ででウィリアムズ選手の名前は、三冠王よりも最後の4割打者ということで聞くことが多いだろう。

ウィリアムズ選手は1939年にボストン・レッドソックスでメジャーリーグデビュー。145打点をマークし初年度から打点王を獲得。3年目には打率.406(456打数185安打)、37本塁打、147打点の成績を残し首位打者、本塁打王を獲得。同時に史上最年少(23歳1カ月)の打率4割を達成した。これ以降、4割打者は誕生していないため最後の4割打者となったのだ。

1960年まで現役を続けたウィリアムズ選手は打率.344(7706打数2654安打)、521本塁打、1839打点の成績を残し1966年に殿堂入り。現役時代に背負っていた背番号「9」はレエッドソックスの永久欠番となっている。

ヤクルトの主砲!ロベルト・ペタジーニ選手

1990年代以降に多くの外国人選手で成功してきたヤクルト。その内の一人が1999年に入団したロベルト・ペタジーニ選手だ。背番号は外国人選手のミューレン選手、アンソニー選手と続いていた「9」となった。

来日1年目からペタジーニ選手は実力を発揮し、打率.325(452打数147安打)、44本塁打、112打点の成績を残し本塁打王を獲得した。ヤクルトでは2002年までプレーし、松井秀喜選手(巨人)と熾烈なタイトル争いを繰り広げている。2003年からは松井選手がメジャーリーグへ挑戦したこともあり、巨人へ移籍。2004年まで変わらぬ活躍を見せ、再びメジャーリーグへと復帰した。その後2010年に福岡ソフトバンクホークスへ戻ってきたが、往年の力はなく1年限りで退団となっている。

ペタジーニ選手は25歳年上妻、オルガ夫人と「おしどり夫婦」としても話題になるなど、グラウンド外でも注目を浴びていた。

新たな背番号「9」の象徴へなることを期待したい選手たち

2017年シーズンに背番号「9」を背負っている選手で、今後の球界を代表する選手がいる。それは、柳田選手と丸佳浩選手(広島)だ。

柳田選手は、2015年に小久保選手から番号を受け継ぎトリプルスリーを達成。その後も成績を残し、日本を代表するプレーヤーとして注目を浴びている。また、丸選手は田中広輔選手、菊池涼介選手ら1989年生まれのチームメートとともに広島東洋カープを牽引し「タナ・キク・マル」の愛称も定着。2017年シーズンも3番打者としてチームの顔となった。

このふたりが更なる活躍をすることで、背番号「9」のイメージが「三拍子揃った外野手」になるかもしれない。

また、次代のスター候補としてはオコエ瑠偉選手(楽天)を取り上げたい。高卒1年目となった2016年シーズンから51試合に出場し、2017年シーズンはキャンプで故障を発症し出遅れたものの、8月に一軍昇格後は6試合連続安打を放つなど波に乗っている。柳田選手、丸選手同様にスピード、パワーを兼ね備えた選手として成長する可能性は十二分にありそうだ。

日本では、まだ永久欠番となっている球団がない背番号「9」。現在、この番号を背負っている選手達からニューヒーローが生まれることを期待したい。

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