首脳陣には静岡出身の赤堀元之氏と山下大輔氏
来季からプロ野球のファームに新規参入する新球団の運営会社「ハヤテ223(フジサン)」は7日、新入団内定選手29名を発表した。
静岡を拠点にウエスタン・リーグへ参戦することが決まっている新球団は、11月3日・4日に本拠地・清水庵原球場でトライアウトを実施。さらにプロ野球・12球団合同トライアウトの視察も経て、初年度のシーズンを戦う選手たちが決定した。
注目の“元NPB組”は計10名で、今オフにロッテから自由契約となっていた福田秀平や、DeNAを自由契約となった田中健二朗といった実績豊富な選手の名前も。
さらにDeNA退団後に社会人・日本新薬でプレーしていた倉本寿彦や、今季は独立リーグ・九州アジアリーグの火の国サラマンダーズにコーチ兼投手として在籍した藤岡好明は、NPBを一度離れてから異なるカテゴリーでの戦いを経ての復帰となる。
そして、静岡に誕生する新球団の初代監督を務めるのが、かつて近鉄の守護神として活躍した赤堀元之氏。加えて大洋・横浜で選手として活躍した山下大輔氏が代表付GMと、静岡出身のレジェンドがチームを率いるというのも地元のファンにとってはたまらないポイントだ。
選手を見ても、静岡高から社会人・ヤマハを経てDeNAに入団し、今季限りで自由契約となるもトライアウトを経て故郷に戻る池谷蒼大をはじめ、静岡出身者は計4名が入団内定を勝ち取っている。また出身は愛知県も、静岡・常葉菊川高を春のセンバツ初優勝に導いた田中健二朗も含め、地元ゆかりの選手にも注目だ。
なお、追加の入団選手やコーチ陣も含めた正式な体制や、球団名・ユニフォームなどは追って発表される。7日に公表された新入団選手は以下の通り。