昨季ソフトバンク戦3戦3敗も防御率2.00の曽谷

パ・リーグ首位を走るオリックスは9日のソフトバンク戦(京セラドーム大阪)に曽谷龍平が先発する。
明桜高から白鴎大を経て2022年ドラフト1位で入団した3年目左腕。鋭いスライダーを武器に、昨季は20試合で7勝11敗、防御率2.34の成績を残した24歳だ。
昨季のソフトバンク戦は3戦3敗だったが、6月25日が6回3失点、7月28日が5回3失点、9月16日が7回1失点で防御率2.00と内容は悪くなかった。18回で18三振を奪い、山川穂高は8打数1安打に抑えている。
今季初登板だった4月2日のロッテ戦は6回4安打1失点で勝ち投手。自身初の2桁勝利へ好スタートを切った。
V奪回へ岸田護新監督の下でロケットスタートに成功したオリックス。出だしでつまずいたものの、いずれは上がってくることが予想されるソフトバンクを今のうちに叩いておきたい。
先発6人目のイスをつかんだ大津は今季初登板
一方、ソフトバンクは大津亮介が今季初登板する。開幕2カード目の日本ハム戦が2連戦だったため、開幕ローテーションは5人だったが、東浜巨と争っていた6人目のイスをゲットした。
九産大九州高から帝京大、日本製鉄鹿島を経て2022年ドラフト2位で入団して3年目。昨季7勝を挙げた右腕は、3月26日のウエスタン・広島戦で9回完封勝利をマークし、4月2日の香川オリーブガイナーズ戦での調整登板を経て中6日でマウンドへ向かう。
昨季唯一のオリックス戦登板は9月15日に8回3安打無失点。白星こそつかなかったものの相性は良い。
まさかの開幕3連敗を喫した昨年のパ・リーグ覇者。早いうちに借金を完済して巻き返していくためにも大津の力投が期待される。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
楽天・辛島航-日本ハム・加藤貴之(楽天モバイル)
西武・菅井信也-ロッテ・西野勇士(県営大宮)
【セ・リーグ】
DeNA・大貫晋一-巨人・山﨑伊織(横浜)
中日・柳裕也-広島・大瀬良大地(バンテリンドーム)
阪神・J.ビーズリー-ヤクルト・石川雅規(甲子園)
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