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10連勝で優勝王手の阪神は才木浩人が先発、巨人は3連勝中の赤星優志が意地見せるか

2023 9/14 11:00SPAIA編集部
阪神・才木浩人と巨人・赤星優志のインフォグラフィック

ⒸSPAIA

マジック1の阪神は才木浩人が大一番のマウンドへ

阪神・才木浩人と巨人・赤星優志のインフォグラフィック


10連勝でマジック1とした阪神は14日の巨人戦(甲子園)に才木浩人が先発する。

須磨翔風高からドラフト3位で入団して7年目の右腕。今季は16試合に登板して自己最多の7勝(5敗)をマーク、防御率2.10と安定した投球を続けている。

189センチの長身から投げ下ろすストレートは149.1キロで切れ味抜群。さらに落差の大きいフォークは被打率.181と絶対的な武器になっている。

巨人戦は4試合登板で2勝1敗、防御率2.92。直近では8月10日(東京ドーム)に7.1回2失点で勝ち投手になっている。

6月4日のロッテ戦(甲子園)では佐々木朗希に投げ勝って3安打12奪三振で完封勝利。今季を象徴する試合でもあった。2度目の完封で胴上げ投手となるか。18年ぶりの歓喜の瞬間はもうすぐだ。

昨季阪神戦3勝、防御率1.13の赤星優志

一方、巨人は赤星優志が先発する。今季は9試合登板で3勝4敗、防御率4.18。シーズントータルでの成績は不本意なものだが、8月24日のヤクルト戦(東京ドーム)で一軍復帰してからは先発で3連勝中だ。

阪神戦は今季初登板だが、ルーキーイヤーの昨季は3勝0敗、防御率1.13、甲子園では2勝0敗、防御率0.61と好相性。前日13日に満塁19号を放った佐藤輝明も10打数2安打と抑えており、本塁打は許していない。まずはその相性の良さでペースをつかみたいところだ。

今季の阪神戦は5勝15敗1分けと大きく負け越している巨人。このまま3タテを喫して敵将の胴上げを拝む屈辱は何としても避けたいだろう。赤星の意地の力投が期待される。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
ヤクルト・高橋奎二-広島・遠藤淳志(神宮)
DeNA・東克樹-中日・小笠原慎之介(横浜)

【パ・リーグ】
楽天・藤平尚真-オリックス・田嶋大樹(楽天モバイル)
西武・今井達也-ソフトバンク・森唯斗(ベルーナドーム)

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