パ9人目の3戦連続完封目指す髙橋光成

今日からベルーナドームで行われる5位・西武と3位・ソフトバンクの2連戦。初戦の先発は髙橋光成と有原航平と発表された。
西武先発の髙橋は、今季ここまで17試合に先発してチームトップの7勝(6敗)を挙げ、リーグ2位の防御率2.08、QS(6回以上自責点3以下)も13度記録と、正にエースの投球を見せている。
前回登板した25日のロッテ戦(ベルーナドーム)では、9回129球5安打7奪三振の熱投で、2試合連続の完封勝利を飾った。そこから中6日の今日の登板で、パ・リーグでは2011年の日本ハム・ダルビッシュ有(現パドレス)以来9人目の3戦連続完封を目指す。
ソフトバンク戦には今季3試合に先発して、1勝0敗、防御率1.42と好相性。被打率も.214に抑えており、特に柳田悠岐には7打数無安打とヒットを許していない。3戦連続完封の可能性も十分にありそうだ。
チームは今日8月1日から「ライオンズフェスティバルズ2023」を開催。選手たちはライオンズブルーに白のピンストライプ柄の「蒼空ユニフォーム」を着用してプレーする。その初戦をエースが完封勝利で飾ることができるか注目だ。
完封で13連敗阻止した有原航平
一方、ソフトバンク先発の有原はここまで7試合に先発して4勝2敗、防御率1.92、QSは6度記録するなど、安定感のある投球を見せている。前回登板した25日のオリックス戦(京セラD大阪)では、9回115球6安打11奪三振の完封劇で、相手エースの山本由伸に投げ勝ち、チームの連敗を12で止めた。そこから中6日で今日の登板を迎える。
西武とは6月30日(ベルーナドーム)に1度対戦し、8回107球を投げて2安打6奪三振1失点の快投で、今季3勝目、敵地では8年ぶりの白星を手にした。今日の登板でもその再現が期待される。
今季NPBに復帰した有原は、復帰初登板こそ6月6日と出遅れたが、前回登板では自身の投球で大型連敗を見事に止めて見せた。ここまでエース級の圧巻の投球を披露している右腕は、今日もチームに勝利をもたらすことができるか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
ロッテ・C.C.メルセデス-日本ハム・加藤貴之(ZOZOマリン)
オリックス・山本由伸-楽天・早川隆久(京セラD大阪)
【セ・リーグ】
巨人・菅野智之-ヤクルト・山野太一(東京ドーム)
中日・小笠原慎之介-阪神・西純矢(バンテリンドーム)
広島・九里亜蓮-DeNA・今永昇太(マツダスタジアム)
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