「新しい環境で一からしっかりアピールしたい」
川越誠司外野手(30)との1対1のトレードで中日から加入した髙松渡内野手(24)が21日、埼玉県所沢市の球団事務所で入団会見を行った。
髙松は「ビックリしたというのが最初の感想ですが、また新しい環境で一からしっかりアピールしたいと思いますし、これまでお世話になった方々に、活躍している姿を見せられるようがんばります」と新天地での活躍を誓った。
50メートルを5秒8で走る韋駄天は、滝川二高から2017年ドラフト3位で中日に入団。2021年には自己最多の15盗塁をマークした。今季は主に代走として23試合に出場して2盗塁を記録している。
渡辺久信ゼネラルマネージャーは「試合終盤で相手投手にプレッシャーをかけてくれるような走塁を期待しています」と一番の武器である“足”での活躍に期待をかけるとともに、「経験値も高く、バッティングセンスも良い」と打撃面も高評価していた。
新天地での背番号は「34」。昨季限りで現役を引退した佐野泰雄スコアラーや長田秀一郎二軍投手コーチが現役時代に背負っていたように、西武では近年投手が着用してきた。そのイメージを一新し、自分色に染め上げる活躍が期待される。
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