長打力が持ち味の川越誠司
西武の川越誠司外野手(30)と中日の高松渡内野手(25)のトレードが18日、両球団から発表された。
川越は北海学園大を経て2015年ドラフト2位で投手として入団し、2018年途中から持ち前の身体能力を生かすため外野手に転向。左のパワーヒッターとして2021年には5本塁打をマークし、昨季は8月5日のロッテ戦(ベルーナドーム)で自身初のサヨナラ本塁打を放つなど63試合に出場、打率.225、5本塁打、11打点の成績だった。
川越は球団を通じて「8年間どんなときでも温かい声援を送っていただいたファンの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。一番印象に残っている試合は2022年8月、延長10回のサヨナラホームランです。ライオンズの先輩も後輩もみんなが仲良くしてくれて、本当に良いチームメイトに恵まれたと思っています。また一からのスタートだと思って心機一転がんばります。これまでの応援ありがとうございました」とコメントしている。
今季は12試合で打率.133、1本塁打を記録。中日は今季ここまでともにリーグワーストの39本塁打、244得点と得点力不足に苦しんでおり、長打力が持ち味の川越には貧打解消の起爆剤として期待がかかる。