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西武・川越誠司と中日・高松渡のトレード成立 川越「感謝の気持ちで一杯、心機一転がんばります」

2023 7/18 14:08SPAIA編集部
川越誠司と高松渡,ⒸSPAIA
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ⒸSPAIA

長打力が持ち味の川越誠司

西武の川越誠司外野手(30)と中日の高松渡内野手(25)のトレードが18日、両球団から発表された。

川越は北海学園大を経て2015年ドラフト2位で投手として入団し、2018年途中から持ち前の身体能力を生かすため外野手に転向。左のパワーヒッターとして2021年には5本塁打をマークし、昨季は8月5日のロッテ戦(ベルーナドーム)で自身初のサヨナラ本塁打を放つなど63試合に出場、打率.225、5本塁打、11打点の成績だった。

川越は球団を通じて「8年間どんなときでも温かい声援を送っていただいたファンの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。一番印象に残っている試合は2022年8月、延長10回のサヨナラホームランです。ライオンズの先輩も後輩もみんなが仲良くしてくれて、本当に良いチームメイトに恵まれたと思っています。また一からのスタートだと思って心機一転がんばります。これまでの応援ありがとうございました」とコメントしている。

今季は12試合で打率.133、1本塁打を記録。中日は今季ここまでともにリーグワーストの39本塁打、244得点と得点力不足に苦しんでおり、長打力が持ち味の川越には貧打解消の起爆剤として期待がかかる。

球界屈指の俊足誇る高松渡

一方、高松は滝川二高から2017年ドラフト3位で入団。球界でもトップレベルの俊足が持ち味で、2021年には自己最多の15盗塁をマークした。また、本職の二塁に加えて今季は外野も守るなど、ユーティリティー性も併せ持つ。

中日の公式HPで「中日ドラゴンズに入団させていただき5年半。ずっと応援してくださったファンの皆さま、僕を支えてくださった関係者の皆さま、本当にありがとうございました。中日ドラゴンズで学んだことを大切に、新天地でも頑張ります。これからも応援よろしくお願いします」とコメントを発表している。

西武は今季のチームスローガンとして「走魂」を掲げ、ここまでリーグ2位の53盗塁を記録している。高松は今季主に代走として23試合に出場して2盗塁。新天地で「足のスペシャリスト」として復活を期す。

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