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ロッテ佐々木朗希、52打者連続アウトの世界記録はどこまで続く?

2022 4/24 11:00SPAIA編集部
オリックス山﨑颯一郎とロッテ佐々木朗希,ⒸSPAIA

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10日のオリックス戦で完全試合を達成した佐々木朗希

オリックス山﨑颯一郎とロッテ佐々木朗希のインフォグラフィック


今や日本だけでなくアメリカからも注目されるロッテ佐々木朗希が24日のオリックス戦に先発する。

10日のオリックス戦で史上16人目の完全試合を達成し、前回17日の日本ハム戦でも8回パーフェクト。3日西武戦の8回2死から52打者連続アウトの世界記録を継続中だ。

17イニング連続無安打記録の継続はもちろん、前回のオリックス戦では13者連続を含む日本タイ記録の19三振を奪っただけに奪三振数も注目される。自己最速164キロの更新も期待していいだろう。

中6日での登板が続くが、22日にブルペンで23球を投げ、調整も順調だ。「(バファローズとは)今シーズン2度目の対戦となるので、しっかりと工夫をしながら0で抑えられるように頑張ります」とコメント。世界が注目する「令和の怪物」の快投ショーはどんなシナリオが用意されているのか、楽しみでならない。

昨年ロッテ戦でプロ初勝利の山﨑颯一郎

対するオリックスの先発は山﨑颯一郎。敦賀気比高から入団6年目の右腕は、今季3試合に登板して0勝1敗、防御率7.62と結果を残せていない。

しかし、昨年のロッテ戦ではプロ初勝利を挙げた試合を含めて2試合に登板して防御率2.31と相性は悪くない。中村奨吾を5打数無安打、レアードを4打数無安打に封じ、奪三振率も8.49を記録している。実績から考えれば相手の佐々木よりプレッシャーも少なく、無欲で挑める強みもある。

オリックス打線は打率が12球団ワーストと低迷しており、ましてや相手先発が佐々木ということを考えると大量得点は期待できない。前回の対戦では完全に引き立て役に回ったが、山﨑の力投で地元ファンが留飲を下げるような結果が期待される。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
ヤクルト・金久保優斗-阪神・J.ガンケル(神宮)
中日・福谷浩司-巨人・赤星優志(バンテリンドーム)
広島・玉村昇悟-DeNA・大貫晋一(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
日本ハム・杉浦稔大-ソフトバンク・東浜巨(札幌ドーム)
西武・D.エンス-楽天・瀧中瞭太(ベルーナドーム)

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