J1連覇へキャプテン2年目に突入
Jリーグの川崎フロンターレは2021シーズンのキャプテンが谷口彰悟、副キャプテンが登里享平、脇坂泰斗、レアンドロ・ダミアンの3人に決まったと発表した。
谷口は筑波大から川崎に加入して今季で8年目を迎える29歳。前任の小林悠から昨年キャプテンを引き継ぎ、2年目に入る。J1連覇に向け、イケメン主将が中村憲剛の抜けたチームを統率する。4選手のコメントは以下の通り。
「今シーズンもキャプテンを務めることになりました。昨シーズンは新型コロナウイルスの影響もありイレギュラーなシーズンになりましたが、チームがまとまって大きな目標に向かって動いていくことができました。そうなった時のチームの力強さというのを実感しましたし、今年もそういう力を出していけるようにチームの雰囲気を作っていけたらと思っています。副キャプテンのメンバーも今年から新しく役職を担う選手たちなので、そういった選手たちと一緒に協力して、みんなで良い方向に進んでいけるように頑張ります」
副キャプテン・登里享平
「本来であれば記者会見で自分の口からお伝えしたかったのですが、このような形になってしまい申し訳ありません。今までどおりチーム全体の雰囲気や空気を見て常にチームをいい方向に導いていけるようにしたいです。長いシーズン、良いときも悪いときもあると思いますが、これまでの経験を生かして副キャプテンのダミアン(レアンドロ・ダミアン)とヤスト(脇坂泰斗)と一緒にキャプテンのショウゴ(谷口彰悟)をサポートしていきたいと思います」
副キャプテン・脇坂泰斗
「今シーズン、副キャプテンに就任することになりました。今シーズン始まる時に、このような役職に関係なく、プレー面以外でもチームを引っ張っていく想いを持ってシーズンに入りました。副キャプテンを任せてもらったことで、より自覚が増しています。
ただ、副キャプテンが他に二人いますし、キャプテンのショウゴさん(谷口彰悟)もいます。ましてや、このチームは悠さん(小林悠)やアキさん(家長昭博)、ソンリョンさん(チョンソンリョン)、僚太くん(大島僚太)など、役職についていなくてもチームを引っ張ってくれる人がたくさんいますし、僕ら下の世代からもそういう選手がどんどん増えていくことがいいチームになる条件だと思います。
一人一人がチームを勝たせるために、チームのために戦うことで一つのチームになっていくと思います。同じ方向を向いて進んでいけるように頑張りたいと思います。個人的には、歳下も増えたので、若手の見本になれるように、そういう存在になっていきたいと思っています」
副キャプテン・レアンドロ・ダミアン
「今シーズン、副キャプテンに指名されました。このような役割に指名されたことを嬉しく思っています。キャプテンのショウゴ(谷口彰悟)をサポートできるよう、自分ができることを精一杯やっていきたいと思います。監督やスタッフ、選手から信頼されるポジションにつきましたし、去年同様ピッチ内、そしてピッチ外の両方でチームの力になりたいです。昨年クラブの歴史をいくつも塗り替えることができましたが、今シーズンも新しい歴史を作っていきたいと思います」
緊急事態宣言延長でキックオフ時刻変更
また、緊急事態宣言の延長に伴い、2月26日の午後7時から予定されていた横浜F・マリノスとの開幕戦(等々力)、3月3日の午後7時から予定されていたセレッソ大阪戦(等々力)は、いずれも午後6時キックオフに変更となったことも合わせて発表された。
予定の3月7日より早く緊急事態宣言が解除された場合は、変更前のキックオフ時刻に戻る可能性もあるという。
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