中距離で躍進の予感
2020年12月6日(日)に中京競馬場で行われる第21回チャンピオンズC。芝のレースと違って、過去の連対馬にディープ産駒が見当たらないところがダートの競馬らしくていい。
このレースの父系には流行があるようで、2010年から4連連続でNorthern Dancer系が連対し、2013年から3年連続でMr.Prospector系、そして2017年から3年連続でサンデーサイレンス系が連対を果たしている。周期的に次は新しい父系が台頭する可能性もあるが、ここは素直にサンデーサイレンス系から探した方が無難だろう。
昨年はサンデーサイレンス系のゴールドドリーム産駒のワンツー。今年も出走するその2頭(クリソベリル、ゴールドドリーム)は当然ながら軽視禁物だが、今回は第3の馬サンライズノヴァに注目。母系は米二冠馬サンダーガルチ×元祖スタミナ種牡馬リアルシャダイで、額面上は同産駒の上記2頭よりスタミナがあっておかしくない。ダート馬は年齢を重ねて強くなる馬が多く、2年ぶりの中距離戦で新たな一面を見せてくれるはずだ。
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