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オリンピックでの馬術の種目とは?日本人の活躍度は?

2016 12/16 11:07
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Photo by Catwalk Photos / Shutterstock.com

オリンピックでも行われている馬術競技ですが、種目はどんなものがあるのでしょうか? また、日本人の活躍度はどのようなものなのでしょうか? ここでは、オリンピックの馬術競技についてご紹介します。

オリンピックでの種目の変遷

オリンピックで初めて馬術が行われたのは、1900年の第2回パリオリンピックでした。しかし、その後の大会は2回連続で馬術は行われず、1912年のストックホルムオリンピックで復活しました。パリオリンピックで行われたのは「乗馬走り幅跳び」と「乗馬走高跳び」でしたが、落馬が相次ぎ、人馬ともに危険という判断で実施されなくなってしまったのです。
ストックホルムオリンピックから行われているのが「障害飛越」「馬場馬術」「総合馬術」で、現在に至っています。

「障害飛越」競技の基本ルール

では、種目別に内容を見ていきましょう。
「障害飛越」競技は、十数個のハードルのような障害物を決められた順番に決められた方向から飛越していき、規定のタイム内に走破する競技です。細かいルールはいろいろありますが、バーを落下させたり、馬が障害の前で止まったり、規定のタイムをオーバーして走破した場合は減点されていきます。
つまり、いかに障害のバーを落下させずに、規定のタイムより早く走破できるかが勝敗の分け目と言えます。

「馬場馬術」競技の基本ルール

「馬場馬術」競技は、人間の行うスポーツにたとえるならば、フィギュアスケートに近い種目です。定められた運動を行う「規定」と所定の課目を音楽に合わせて自由に組み合わせて行う「自由演技」を審査して競われます。
動きの正確性や馬の活発な気勢、緊張感がなく従順に行われていることなどが審査されますが、中でも人間の馬への指示(扶助と呼ばれる)が最小限であるかは、非常に重要です。理想は馬が自分の意志で行っているかのような演技です。

「総合馬術」はタフな競技!

「総合馬術」は3日間で行われます。初日に「馬場馬術」、2日目に「クロスカントリー」と呼ばれる野外走行、3日目に「障害馬術」を行う非常にタフな競技です。
2日目の「クロスカントリー」がこの種目の醍醐味で、自然を生かした起伏富んだコースで、極めて危険度が高く難易度も高い障害物を飛越しながらゴールを目指します。走破後は獣医による馬体審査を受け、合格した馬のみが3日目に進むことができます。成績は3日間トータルの成績で決まります。

オリンピックで活躍している日本人選手は誰?

では、日本選手の活躍はというと、1932年のロサンゼルスオリンピックの「障害飛越」競技で西竹一選手が金メダルを獲得していますが、現在に至るまで、オリンピックでのメダル獲得はこの金メダルのみとなっています。
近年では法華津寛選手が71歳という年齢で「馬場馬術」競技でのロンドンオリンピック出場を果たし話題を集めました。また、「障害飛越」競技の杉谷泰造選手は、1996年のアトランタオリンピックから2016年のリオオリンピックまで6大会連続出場という日本人最多記録を継続しています。ただ、欧州列国の壁は厚く、未だ入賞圏内には届いていません。

まとめ

馬と人間が一緒に行う馬術ですが、ルールを知れば知るほど面白さが増します。 近くで馬術競技会がある際は、一度足を運んで観戦してみてはいかがでしょうか。 オリンピックの馬術競技がもっと楽しみになってくると思いますよ。

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